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黒い看護師・久保木愛弓の連続殺人 

2018年08月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 「愛弓」と書いて”あゆみ”と呼ぶ。これは、ぼくはあまり眼にしたことがない名前だ。7月28日、久保木愛弓(あゆみ)(31)は、横浜の大口病院(現・横浜はじめ病院)で、入院患者の八巻信雄さん(88)の点滴袋に消毒液を混入して殺害したとして、県警に再逮捕された。● 呪われている・・・・・最初に逮捕されたのは今年の七夕の日のこと。2016年9月23日に横浜市の大口病院で発覚した点滴殺人事件。一年十ヵ月もの間、未解決だった事件が急展開を迎えたのは、7月7日。任意同行の末、入院患者の西川惣蔵(そうぞう)さん(88)を殺害したとして逮捕された。逮捕前の任意の事情聴取で、「他の人にも消毒剤を入れた。二十人ぐらいやった」と久保木は供述した。横浜市の旧大口病院では、2016年9月から入院患者ら48人が相次いで中毒死していた。「ここは呪われている・・・・・」事件発覚前、勤務する看護師が一様にそう口にしていた四階の病棟。約三か月の間に合計48人が死亡し、一日に立て続けに6、7人、さらには1分違いで亡くなるケースもあった。この事件は、戦後最悪の大量無差別殺人事件に発展する可能性がある。● 人の死に対して不安彼女はどんな人生を送ってきたのか・・・・・・。関係者によると、久保木は小学生時代を水戸市内で過ごした。両親と弟の4人家族で、一家が当時住んでいたアパートの管理人は「近所の子供たちが遊んでいるのを一歩引いて見ているような子だった」と振り返る。その後は、神奈川県の伊勢原市に転居して地元の中学を卒業。同級生は「いるかいないか分からないくらい存在感のない子だった。人数の多い学校だったが、友達と呼べるのは二人ぐらいだったのでは」と振り返る。そして自宅から約10キロ離れた県立高校に入学した。この高校では福祉教育などに力を入れており、老人ホームで入居者らと交流を持つ機会もあったとみられる。同級生だった男性は「このとき看護師への道を志すようになったのでは」と推測する一方「授業中に発言は絶対にしない。文化祭など学校行事の話し合いでも、皆の意見に従うだけのタイプだった」と話した。秦野市内の県立高校を卒業後は、横浜市内の看護学校に進学。2008年に看護師免許を取得した。そうして2015年5月に辿りついたのが大口病院だった。久保木は今回の犯行動機について、「(患者の)容態が急変するのを見るのが嫌だった」と語っているが、採用試験の際にはこんな心境を述べていた。「彼女は面接で、『人の死に対して不安があります』と明かし、担当者を驚かせたそうです」(元同僚)● 真っ赤な口紅で病棟に現れ採用には至ったが、院内の人間関係はいびつなものであり、さらに陰湿なイジメもはびこっていた。「現場トップの女性看護職員は好き嫌いが激しく、部下を激しく叱責したり、あからさまに無視したりすることもあった。看護師を平手打ちすることもあり、心を病んでリストカットを繰り返す職員もいた」(同前)久保木の働きぶりについて、別の元同僚はこんな違和感を覚えていたという。「患者の汚物交換の際には何度も手袋を換えるなど、人と接する際に、過度の”潔癖症”ともいえる振る舞いをしていました。その一方で、患者の飲み残したペットボトルのお茶を飲んでしまったり、共用の冷蔵庫に置いてある他の人のジュースを持って帰ったりしてましたね。 格別仲のいい職員はおらず、みんなで部屋でわいわい話していても、一人だけ別の部屋に移るようなタイプ。人には逆らわず、地味な印象しかなかったのですが、一度、忘れ物を取りに職場に来た時に真っ赤な口紅で病棟に現れて、周囲を唖然とさせたこともありました」● 犯人の理由は私が『変わり者』だから逮捕前に久保木愛弓は、産経の記者の取材に応じており、切実に無罪を訴えていたという。その頃の様子が産経の【衝撃事件の核心】という特集で記事になっていた。事件発覚から1年がたった昨年9月中旬。久保木は記者の質問に、長く立ち止まって応えるなど、誠実な様子を見せた。言葉遣いは丁寧で、話す内容も筋が通っていたという。ただ、声には覇気がなく、弱々しかった。 「精神的につらいです。薬を飲んでいるんですが、なかなか良くならなくて…」。久保木はそう言い残し、家と反対の方角に消えていった。翌日午前11時ごろ、ドア越しに、記者と久保木が再び会った。 「私じゃないのに、疑われてとても悲しい」。久保木は犯人と疑われていることについて、こう話した。目は涙で潤んでいた。その印象は殺人の容疑者とはかけ離れ、ありふれた30歳前後の女性だったという。その後で、容疑者に対し、記者は食事やカラオケに誘ってみている。どんな形をとるにせよ、『久保木愛弓から言葉を引き出せたら良し』という作戦なのか?しかし、期待通りにはいかず、食事の誘いには「いまはおなかがいっぱいです」と拒否。カラオケには、「私、歌うのが苦手なんで…」と話していたとのこと。『ではまたの機会に食事に誘っていいか』と誘うと、『いいですよ』と笑顔で応答したので、記者は「犯行に関与していないのではと思うほどだった」と振り返る。久保木は事件について、「一部のマスコミから私が犯人じゃないかという情報が流れた。その理由が、私が『変わり者』ということらしく、他人の飲み物を飲んじゃったり、なんだかんだと言われたりしている。みんなが自分をそういう目で見ていたのかなと思うとすごくショックだ」などと述べていた。犯人についてはこう話していた。「早く捕まってほしい。事件当初は自首してくれないかなと願っていた。ただ、ここまで自首しないということは、おそらく、今後もすることはないだろうから…」● 死刑になりたい現在、久保木愛弓は二人の入院患者の殺害を認め、「自分のしたことは死んで償いたい。死刑になりたい」と、語っているという。精神科医の片田珠美氏は今回の事件をこのように分析している。『大口病院のように終末期の患者を数多く受け入れる病院では、死亡退院が多く、病状が改善して退院できる患者はまれである。そのため、医師も看護師も、自分たちの治療が実ったという実感を持ちにくく、モチベーションを保つのがなかなか難しい。しかも、このような職場環境はストレスや怒りを生み出しやすい。そういう事情も、点滴連続中毒死事件の背景にあるのではないかと長年の臨床経験から指摘しておきたい。』ところで、ぼくが気になるのは「久保木愛弓は2人の殺害で逮捕されているが、他の46人の患者の中毒死亡に関する捜査は進んでいるのであろうか?」という点。今後の展開を告げるニュースに注目したい。 参照:約3カ月で患者50人死亡 元看護師・久保木愛弓容疑者の素性     実像と乖離した「久保木愛弓容疑者像」 大口病院点滴殺人 顔色が変わったのは…    週刊文春 2018年7月19日号    大口病院・20人殺害か…久保木容疑者、他の看護師への復讐願望を患者に「置き換え」かPR:無差別殺人犯の正体-アメリカ凶悪犯罪の専門家が明かす:連続殺人・大量殺人が起こる本当の理由 

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