身近な危機管理

地震への対策 

2010年04月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


阪神大震災においては、6000人あまりの人が亡くなった。その中では就寝中に物が倒れて落ちてきて、その下敷きとなり、身動きがとれずに助けられないまま火災で焼死した人が多数いた。これまで防災といえば家屋の耐震工事、補強ばかりを強調し、根本的に今の家の構造の条件でどうすれば人が圧死せずに助かる(生き延びる)かの論議が全くなされていない。資金のある人ならば耐震補強工事も出来るだろうが、これ以上家屋の補強が出来ない人はどうすれば良いのか?また身体障害者、病弱者はどうすれば良いのか?これが全く話題になっていない。そこでの私の提案である。(提案1)もっとも簡便な耐震装置 オール・スチール製二段ベッドもっとも簡便な耐震装置―それはオールスチール製品の2段ベットの応用である。市販のスチール製2段ベットは、上段に乗り込んでも大丈夫なように、強固に出来ていて、しかも、左右には斜め支柱が通されて、歪まないように造られている。これを基本に、さらなる補強の為にスチール製の支柱を取り付け、頭部の箇所に金網を張り側面も一部金網で補強すれば天井からの落下物や横からの倒れてくる家具からは身を守ることが出来る。2段ベットの上段には予備の布団や軽いものを置いておけばクッションになって潰れる心配はない。この案では市販の価格約2万数千円で作れる。(提案2)木造耐震シェルターこれはドイツで開発されたリグノトレンド工法で組み立てられた構造体。全部が木質構造体でパネル組み立て式であり1ユニットが約40kg。2人で運び込んで上下の部材に溝から落としこんで張り合わせて、天板もパネルを組んで取り付けるだけで完成する。パネルの長さが自由に選択できるので、大きさを自由に選ぶことが可能である。いまの自宅の寝室にパネルを運んで組み立てるだけなので極めて容易に設置することが出来る。ちなみに写真のモデルでは幅3.5m高さ2.5m奥行き3.5mのものであり、価格はおおよそ200万円ぐらい。組み立てる前に床の強度を予め確かめておくことが必要である。http://www.houze.co.jp/ligno/ (提案3)一般市販の耐震シェルターこれまでに耐震シェルターなるものがいくつか市販されている。これは強度や組み立て経費が不明なので価格が明確ではない。http://www.hkm-taishin.com/ 以上、耐震シェルターの例を紹介した。阪神大震災では2つのベットの間に転げ落ちてそれが家屋倒壊でも助かった事例がある。地震対策の第一歩は家具倒壊からいかに己の身を守るか、部屋をシェルター的な構造物として見直すことが有効だと思うのである。 にほんブログ村

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ