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兵庫県南部の島

土器製塩で 

2018年01月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日は昼から講座。場所は五斗長垣内遺跡の中で、昨年作った土器で塩焼きをして、古代米のお握りとゆで卵にできた塩を少しかけて食べました。

塩は播磨灘の海水を予め15?のかん水に濃縮して、地面に小石を平たく置いて、その上に炭を置いて、土器にかん水を入れて炊くのです。かん水の水分を蒸発させて土器の周囲に白い塩が付着して、何度もかん水を入れては蒸発させて、40分ほどで終了。

一方で土器に水と古代米を入れて、土器の下で火を焚いて炊飯。もう一つの土器でゆで卵。

市販の食塩とは違った塩の味がすると好評だった。


「来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに
    焼くや 藻塩の 身もこがれつつ」

淡路島では有名な藤原定家の歌である。
塩焼きは雨のない季節に行われたようで、夏だったとしたら、かなり辛い仕事である。貴族の定家は綺麗な乙女が恋人を思いながら、心を焦がして塩焼きをしていたと考えていたのだろう。



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