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LOVERS 

2017年12月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、こんにちは〜!

今日は冬至で一年のうちで最も昼の時間が短い日。
明日からは、日照時間が増えるから、少しづつ暖かくなりますね。
寒さに弱い私は柚子湯にでも入って、春を待ちましょう。

今日の映画紹介は「LOVERS」。
BS朝日で2017年12月22日(金)19:00〜放送。
2004年8月に見た時の感想文です。

張芸謀(チャン・イーモウ)監督が、
前作『HERO』に次いで制作した武侠映画。

中国映画で中国語のタイトルは「十面埋伏」です。
”埋伏(mai fu)"は”待ち伏せする”なので、
四方八方に伏兵が潜んでいるという意味。

日本での題名は「LOVERS」ですから
“待ち伏せ”より“LOVERS”の方が内容にピッタリです。

キャッチコピーは、
“三つの愛が三つの武を謀る!”。
『HERO』を凌ぐ耽美派武侠活劇”とあります。
この映画はこの言葉に集約されています。

物語の舞台は、唐代の中国。
楊貴妃を迎えた玄宗皇帝のもと、国は乱れ、朝廷を
討ち滅ぼそうとする最大勢力「飛刀門」と、
守ろうとする者たちの激しい対立が続いていた。

朝廷への復讐を企てる盲目の踊り子の
小妹(シャオメイ)(章子怡/チャン・ツィイー)に、
一人の官吏・金(ジン)(金城武)は素性を隠して近づく。

もう一人の反乱組織を討伐するよう命を受けた
捕吏(罪人を捕まえる役人)の
劉(リウ)/徳華(アンディ・ラウ)は
小妹が反乱組織の前頭目の娘と睨んで捕縛する。

互いに仕組んだ罠の中で出会った三人の男女。
2人の男と1人の女のあいだには、
それぞれの策略と思惑と愛とが交じり合い、
壮絶な最後に導かれて行く。
(今風に言えば、三角関係)。

とにかく、ワイアーアクションによる
壮絶な活劇(チャンバラ)と画面の色彩の鮮やかさは
まるで夢幻の世界に遊ぶようです。
イーモウ監督の映像美は素晴らしいですね。

さらに目を奪われるのは、
フォ・ティンシャオとワダエミによる背景の美術と衣装。

中でもチャン・ツィイーが遊郭で
蝶のよう舞踊る姿の美しさには、完璧に酔いしれました。
その上、盲目の武術家としての
アクションにも目を見張りました。



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心理的描写

yinanさん

とみちゃんくんさん、今晩は〜!

キャッチコピーの“三つの愛が三つの武を謀る!”通り、
ラストシーンでの三人の死闘は、
それぞれの思いが描かれていましたね。

劉(リウ)は金(ジン)に向かって手を動かしただけで、
飛刀を投げず、血のしずくが飛び、
そのしずくを小妹(シャオメイ)の放った飛刀が受け止める。
劉(リウ)は金(ジン)を殺せず、小妹(シャオメイ)は
劉(リウ)を殺せず、結局、自分で刺さった飛刀を抜いたことで
死にますね。
アクションも良かったけど、このような心理的な描写は
イーモウ監督の独特の表現の仕方でしょう。

2017/12/24 21:13:37

好きな映画!

さん

何度も観ました
臨場感がある
常に動き
独特の影像でした

2017/12/23 08:48:12

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