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甘い生活 

2017年11月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「甘い生活/La dolce vita」。
BSプレミアムで2017年11月14日(火)13:00〜放送。

1950年代後半のローマの豪奢で退廃的な
上流階級の生態を描く、イタリア映画界の巨匠・
フェデリコ・フェリーニ監督の代表作。

キャッチコピーは、
「荒涼とした大都会ローマを舞台に、
放浪する魂と上流社会のデカダンスを描く”」。

作家志望の夢を抱いてローマに出た来た青年の
マルチェロ・ルビーニ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、
白いスーツとサングラスでビシッと決めて、
今は社交界のゴシップ記者。

憧れた都は退廃と無気力以外の何ものでもなかった。
彼は毎夜、有名なナイトクラブやパーティーで
ネタを漁りながら享楽にふける日々。

そんな中、豪華なナイトクラブでは、ローマの大富豪の
娘マッダレーナ(アヌーク・エーメ)に出会い、
一夜をすごすも、彼女にとってはほんの気まぐれだった。

家に帰った時、マルチェロは同棲中の
愛人エンマ(イヴォンヌ・フォルノウ)が
苦しんでいるのを見て反省する。

が、それも束の間、彼はハリウッドの
グラマー女優(アニタ・エクバーグ)を迎えると、
野外で狂乱の宵を過し、トレーヴィの泉で戯れる。

ローマ地方の郊外で奇蹟が起きた。
奇蹟にあやかろうと人々は押し寄せる、
マルチェロの愛人・エンマは熱狂して信じるが…。

二人は友人スタイナー(アラン・キュニー)の家を訪れ、
調和と安らぎに満ちたその生活を羨んだが…。

印象に残るのは乱痴気騒ぎのパーティ。
女性に馬乗りになり、
”不能者どもに、見せてやれ!
田舎者の体力を見せてやれ!”と、のたまうマルチェロ。

これらのシーンをはじめ、公開と同時に
カトリック教会の猛攻撃を受けて、
政府も一時、公開禁止を検討した問題作だが、
逆にこの社会問題が興行的大成功になる。

映画の題名は「甘い生活」ですが、内容はシビアです。
マルチェロは遊び狂いながらも、
虚無感と絶望に悩みながらも、なんとか自堕落な生活から
抜け出したいと、もがき苦しんでいます。

彼はこの「甘い生活」から抜け出すことが、
出来るのでしょうか?

モノクロの独特の映像美はカンヌ映画祭パルム・ドール、
アカデミー衣装デザイン賞を受賞。

公開は1960年(昭和35年)。



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今晩は〜!

yinanさん

つゆさん、

青春時代は確かに、退廃なんて想像出来ないですね。

私も専ら、関心があったのは、
パーティで金持ちの元リカルド夫人の
ナディア(ナディア・グレイ)が披露する
ストリップシーンと言う不純な動機でした。


秋桜さん、

本作で、夜遊びに繰り出す、マルチェロと、
同僚カメラマンのパパラッツオ。

この 図々しいカメラマンを、
現代ではパパラッチ(paparazzi)と言っていますが、
彼の名前が語源として使われているようです。

2017/11/14 19:02:13

甘い生活

秋桜さん

面白そうです。
まったく観ていないので
関心あります。

2017/11/14 10:28:30

若いころ

さん

観ましたが、さっぱり分かりませんでした。
未熟だったのでしょう。
退廃とは、ほど遠い青春時代ですもの。

2017/11/14 09:57:13

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