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ヘッドライト 

2017年11月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

横綱・日馬富士が、貴ノ岩に暴行を加え、大怪我を
させたニュースは進退問題に発展するでしょうね。

横綱は酒癖が悪かったようです。
今の時期、酒を飲む機会が増えるので
私も大酒の飲みではないけれど、
気をつけなければと思ったことでした。

今日の映画紹介はフランス映画の
「ヘッドライト/Des Gens Sans Importance」。
BSプレミアムで2017年11月15日(水)13:00〜放送。
原作はセルジュ・グルッサールの「しがない人々」。

キャッチコピーは
「お前にも俺にもあったような…」。

パリとボルド―間を走る初老のトラック運転手の
ジャン・ヴィァール(ジャン・ギャバン)は
ボルド―に近い国道のそばにある“キャラバン”という
運転手達の常宿の一室に疲れた身体を横たえる。

寝付かれない彼の頭には思い出が浮かび上がる。
そう、丁度一年前のクリスマスの晩。
この“キャラバン”で、新しい女中の
クロチルド(フランソワーズ・アルヌール)と
出会ったことを。

二人はお互に心惹かれるようになり、
「あと、五分しかない」、
”いつだって、5分だわ、80年かかって、
あわせてやっと2、3日分…”と、
束の間の逢瀬を楽しむ二人だった―。

一方、ジャンの家庭は、冷く陰気だった。
貧しいアパートへ疲れた身体で帰ってくる彼を
迎えるものは冷い家族たち。

ジャンは、妻子との冷たい家庭と日々の重労働から
抜け出しクロチルドと2人で新たな人生を歩もうとするが、
その矢先に職を失ってしまう…。

”大御所”の気難しい顔の初老のギャバンと、
愛らしい丸顔に子猫を思わせる瞳の
”妖精”アルヌールとの組み合わせは、
それは無いだろうと思うが、映画では
違和感が無いのが不思議です。

「二人きりになって、迷惑か?
構いやしねな、親子ほど年が違うんだ」、
”気がつかなかったわ”、
「でも、そうだ…」。

メランコリーな旋律の甘く、悲しいメロディーは
ヘッドライトで、暗い人生の一瞬を照らし出す、
一筋の光。「ヘッドライト」の邦題は俊逸です。

監督・脚本は当時35歳の俊英・アンリ・ベルヌイユ。



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