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おばこ峠(轟坂)〜城山〜観音峠 

2011年04月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 おばこ峠(轟坂)標高386mは永平寺の手前の荒谷集落から越前鉄道の走っている轟集落に越える峠だ。
 荒谷で生まれ育ったお爺さんに会ったので訊ねたら、峠の名前もご存じない様子で、そんな処に行く道は無い とのことだった。観音峠もご存じないみたいだ。もうずっと昔に使われなくなったと云うことだろう。
 
 観音峠は、昔からこう云う名前だったかも定かでないのだが、荒谷の隣の市野々集落から越前鉄道の下志比 駅のある谷口の集落を結んだ道の峠だ。
 
 城山・標高473.8mは、尾根伝いにこの二つの峠の間にあって、越前波多野重義の城跡だとのことだ。この  人は道元禅師の越前移住に大きく係わったらしい。
 


  左は私の車、ここから右の林道を歩いた。
 
 荒谷の林道の始まる処の車を置いて沢沿いの藪化している林道を歩いたら、堰堤で終わりだった。堰堤工事  用の道だったのだろう。それから沢に降りて沢伝いに歩く。水量が少なく何処でも跨げるほどだったので、助か った。
 まあ、道というべきものは無いのだが、途中地図には載ってない林道に出た。それがすぐに終点になってしまっ たが、多分車を停めた処の林道を進むとここへ来るのではないかと思う。そうすると峠がぐっと近くて楽だ。
 
 峠の手前でルートがちょっと右へずれたが、やせ尾根がU字型に踏みこまれた峠に辿り着くことが出来た。
 


     おばこ峠(轟坂)
 
 そこから城山に向かって尾根伝いに歩きだすと、すぐに左下に立派な道路がはしっている。尾根を削ってある
 処では、道が崖の縁となり藪が多い。そして急坂を下って道路に出て、また登り返したりと興が乗らないのだ。
 
 城山は綺麗になっていて気持ちがいい。車で下まで来られるので尾根を歩く人は少ないのだろう。
 低い山とは言っても、道路を使わないで下から歩いて登るのはなかなか厄介みたいだ。
 


    城山
 
 城山からの尾根道は途中踏みこまれて窪んだ道もあったが、だいぶ長く感じて途中で下る尾根へ入ったら、
 道路に遮られて急な斜面を降りるはめになった。道路を横切って降りるのは大変そうなので、道路を進むこと  にしたら、すぐに観音峠に出た。
 


 
 観音峠の石柱が何か新しそうで趣がない。こんなに立派にするなら峠の歴史みたいなものを掲げて欲しいと
 思ったりする。
 そこから下る道を探してうろうろした。やはり谷を降りることになった。杉の落ち葉の上を歩くので楽ではある。
 どんどん下るとやがて少し広い道跡があって、やがて道らしくなったと思ったら林道の終点に出たのだ。
 
 市野々から荒谷の車まで歩いて合計7km、滞在時間は6時間程、久し振りの峠道だった。
 

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