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平成の虚無僧一路の日記

佐川急便さん 

2017年10月16日 外部ブログ記事
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佐川急便には格別の思いいれがある。昭和50年頃、私の尺八仲間が 佐川に勤め、5年で家を建て、会社を辞めた。「5年以上は勤まらない。体を壊す」と言っていた。当時、20代で「月給50万、5年で家が建つ」と聞いてびっくりした。しかしそれに値するだけの猛烈、壮烈な働きだった。私は、保険会社の広報部で社内報ビデオを担当していた時、佐川急便の「社内報ビデオ」を見せてもらったことがある。見せる対象は、社員ではなく、その家族。毎週各自が、そのビデオを家に持って帰り、家族に見せる。一家の主人である自分の夫が、父親がいかに会社で一生懸命働いているか、家族の理解を得るためのものなのだ。とにかくすごい。テーマは「他社よりも、引き取り時間は遅く、配達は早く、料金は安く」。配達のかたわら企業に飛び込んで、「どこの業者を使っているか。集荷は夕方6時なら、当社は7時でいいです」。そして、「他社が翌日10時なら9時に届けます。料金は、他社が1,500円なら、うちは1,300円で」と、仕事をとってくる。新規取引先企業の獲得もノルマなのだ。そして、その品物が、翌日9時までに高松まで届けられるまでのドキュメント。荷物を積んだトラックが、深夜東京を発って、ひたすら東名、名神を走り、夜明けとともに四国大橋を渡る。日の出に輝く橋を渡るシーンでは、思わず見る人から拍手が起きる。約束の時間ギリギリに品物が到着した時には、「走れメロス」ばりの感動で、目頭が熱くなった。そのような映像が毎週毎週作られる。佐川急便の社内報ビデオは、「社内ビデオ」コンクールで大賞に輝いた。佐川急便の猛烈な働きぶりを、私はビデオで鮮明に記憶した。ところが、マスコミで叩かれてからの佐川はなんか、元気がない。「追いつけ、追い越せ」のライバル、くろねこ大和に水を開けられているようだ。我が家から車で北に2分、南に2分の二箇所に、くろねこの営業所がある。留守をする時は「営業所留め」にして、都合の良い時間に引き取りにいくのにも便利だ。佐川急便は、時間指定もできず、いつも留守中に来る。くろねこなら、伝票にドライバーの携帯番号が書かれているので、すぐ連絡をとって、夜9時までなら届けてくれる。佐川は、港区の方から来るし、全く連絡がとれない。こちらも留守がちなので時間指定ができない。
ヤフオクで300円で落とした筝の送料が、くろねこが700円のところ   ?                           ??   佐川は8,820円!。かつての「どこよりも早く、安く」の佐川はどうしちまったんだろう。

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