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平成の虚無僧一路の日記

天災は神の怒りか 

2011年04月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



YouTubeであらためて「津波」の動画を見ると、その猛威に
震撼する。何万人という被災者の一人ひとりに、生死を
分ける壮絶なドラマがあった。

「天災は天罰」と発言して、石原東京都知事は非難を浴びた。
被災された方にとっては、「我々が何(悪いこと)をしたと
いうのだ!」と、納得いかぬことだろう。だが、大自然の
営みに“ 神の意志 ”を感じ取った人は多いはずだ。

かねて言われていた。日本の食糧自給率は4割。6割を
諸外国からの輸入に頼りながら、全体の3割を捨てて
いるという現実。
賞味期限、消費期限切れで廃棄される食料だけで無い。
ホテルや料亭で、箸も付けられずに捨てられる残飯。

10年くらい前だったか、中国やフィリピンで 野菜や魚を
買い付ける日本人の活躍ぶりを テレビで見た。

収穫されたカボチャやキャベツを農民が集荷場に運んでくる。
それをトラックに積むのだが、規格外のモノは、情け容赦なく
トラックの外に投げ捨て、つぶしていく。

「日本のスーパーでは、キュウリもニンジンもジャガイモも
アジの干物も、みなサイズが揃っている」と誇らしげに語る
バイヤー(買い手)。

収穫した野菜の大半が、地面に叩きつけて捨てられ、結局
いくらも収入にならず、落胆する農民の悲しそうな目を
見た時、私は「いずれ 罰が当たる」と思った。

不夜城の歓楽街や 24時間営業の店、パチンコ店の 必要以上の
照明や冷暖房。

今回の災害で、行き過ぎた贅沢、人間の傲慢さを、誰しもが
多いに反省させられた。停電で、電気が無ければ、ドアも
開かない、水も出ない、トイレも流せないのだ。

こうまで被害が大きくならなければ、人は反省できなかった
のだ。

今、夜明けとともに起き、日没とともに寝る、自然に即した
生活に戻り、気づかされることが多い。被災者の方々に、
「慰問」のつもりで、歌を歌っていたところ、「寝ているのに
うるさい!、歌なんか歌っている場合か」の声にも、耳を
傾けたい。

「それは、ありがたいことですか、おせっかいですか?」の
ACの広告。余計なことが 当たり前になっていた生活を
根底から見直すために、東北の方々はスケープゴート(いけにえ)と
なられた。義援金の「義」は「羊に我」。「我(自分)が
いけにえの羊になること」という。

そう思うと、自粛の行き過ぎに 二次被害の声も出てきては
いるが、まだ花見で浮かれる気分にはなれない。

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