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平成の虚無僧一路の日記

寺田寅彦の尺八観 

2011年04月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



随筆家として知られる寺田寅彦だが、1908年(明治41年)
「尺八の音響学的研究」で 理学博士号を取得している。
「尺八の音響学的特性」を実験的に解明しようとしたものだが、
英文で書かれており、内容は あまり知られていない。。

「寺田寅彦の学位論文の誤りについて」という論文もネットに
アップされているが、数式ばかりで、私には 全くチンプンカンプン。


随筆『楽器の名称』では、

「長さが一尺八寸あるいは八分だから尺八だというというのは、
いかにももっともらしいが、これには充分疑う余地がある。
ある書に尺八を十二本作ったが 長さがいろいろあると書いて
ある。正倉院の尺八は一尺一寸以下八種ある」

と、昭和の初めに、すでに「1尺8寸だから尺八」という
説に 異を唱えている。
唐書には「12律の尺八を作らせた」と云うのだから、「長短
12本の尺八を作った」のであって、「1尺8寸だから尺八」
という記述は無いのだ。

寺田寅彦が異論を唱えてから80年、「尺八の定説」も ちっとも
変わらないとは、情けない。寺田寅彦の説の支持者は 私一人。

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