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映画ベスト100・39と40「パルプ・フィクション」〜 

2017年08月02日 外部ブログ記事
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ご飯のにおいが好きな殺し屋という設定が、面白かった鈴木清順の映画『殺しの烙印』(1967・日活)、渋いイメージのある殺し屋が、ご飯をたいているパロマの電気釜に鼻をくっつけ「あーいい匂いだ!」と、幸せそうな顔の後に恍惚の表情を浮かべる宍戸錠がたまらなかった。米が炊ける匂いでイってしまっている。やはり、今までのパターン化した人物とずれた主人公が出てくると、「おや?」と思い面白いものだ。 39.クエンティン・タランティーノ「パルプ・フィクション」  そうゆう意味では、まず登場人物のギャングがとてもおしゃべり好きというのが斬新だった「パルプ・フィクション」。そのおしゃべりの内容も殺し屋の割りには、『マック』のハンバーガーとかシェーク、フライドポテトにマヨネーズとかどうでもいいような話がえんえんと続いて、映画としてそこをカットしても特に困るようなことはなさそうなのが笑える。『しゃべっている間に殺されちゃうよ、』と、忠告したくなるくらいだった。 パルプフィクションでは、キルビルで有名になった ユマ・サーマンも出ているが、彼女はこの映画では、キルビルのときより数倍、綺麗だ。マフィアのボスの愛妻ミアの役で出ている。とくに、ジョントラボルタといっしょに踊るツイストのシーンがいい。ツイストを踊って、二人で自宅に戻った後に、ミアはヤクのやりすぎで、鼻血が出て口から白い液体を垂れ流して失神してしまった。 その様子はリアルでみていて怖かった。ミアを助けるために、注射器を持って心臓めがけて一刺ししようとするジョントラボルタもハラハラさせて良かった。 そして、いくつかのそれぞれが味わい深いショートストリーが続き、最後にそれが全て一つにまとまるというおなじみのパターンながらも刺激的で新しさを感じさせる映画だった。監督のクエンティン・タランティーノの名と共に、忘れられない映画になった。 40.ジュゼッペ・トルナトーレ「教授と呼ばれた男」  もう一本、アクション映画。「教授と呼ばれた男」は、刑務所にいながらも仲間に指示を出して、ボスとして君臨したという実話を元にした映画。パルプ・フィクションと同様に約3時間という結構長い映画だ。 アクションシーンも実際に殴りあいをしているとしか見えなくて、迫真の演技で怖くなるほど。この映画はまた、パルプフィクションとは違って映画としての遊びはなくて、ノンフィクションのドキュメントでも見ているようだ。現実の怖さと意外な展開に、『なんて面白いんだ!』と、ぼくはストーリーの中にのめりこんだ。 あまり有名ではない映画だし、話題にする人もいないのだが、もっと評価していい作品だと思う。ジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品では「ニュー・シネマ・パラダイス」がとても有名だが、ぼくは「教授と呼ばれた男」を見た時の驚きのほうが上だ。    

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