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小春日和♪ときどき信州

本・朝井まかて 「銀の猫」 

2017年05月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





 内容(「BOOK」データベースより)
お咲は、年寄りの介護をする「介抱人」。口入屋「鳩屋」の主人・五郎蔵とお徳夫婦に見守られ、誠心誠意働くお咲は引っぱりだこだが、妾奉公を繰り返してきた母親のだらしなさに振り回され、悩む日々―。そんな時、「誰もが楽になれる介抱指南の書」を作りたいという貸し本屋・佐分郎太から協力をもとめられた。「いっそ、ぎりぎりを攻めるってのはどうですかね、お咲さん」―「いいかも。そのぎりぎり」。長寿の町・江戸に生きる人々を描く傑作時代長編。

銀の猫 
隠居道楽 
福来雀 
春蘭 
半化粧 
菊と秋刀魚 
狸寝入り 
今朝の春

               

 読書備忘録 

お江戸、隅田川界隈のお話

今でいう介護ヘルパー・・・

お咲はそもそも好きでこの仕事を始めたわけではなく、母親の佐和がお咲の婚家からした借金を返済する為に、五郎蔵とお徳夫婦の口入屋「鳩屋」で働き始めたということ・・・
だが、むいていた。

銀の猫は、その婚家で介抱していた義父、仁左衛門から婚家を去るときにもらった根付。
その時、仁左衛門が言ってくれたのは「忘れないよ」

この時代、年寄りの介抱を担っていた者の大半は、一家の主、つまり男たちだった。
町人も武士も・・・

隠居道楽で登場するおぶん・・・
深川に住む女隠居、介抱する側とされる側の両方を知っている。
その後介抱する側にまわりいい味を出している。
この気っ風のいいおぶんさん好きだわ。

狸寝入り・・・これは使える。覚えておこう。

そっか・・・ぽっくりじゃなくてゆっくり
「逝きなすったね」 「・・・・・逝きました」
でも私は、ぽっくりがいい。ゆっくりはいやだわ。

やはり介抱にはもう一人、「誰か」が必要なのだ。身内か、近所の者か、そして介抱人かがそばにいれば、支えあえる。


白髭神社は向島・・・

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