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老いてなお

田舎での思い出。  

2017年04月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

疎開先の田舎で、沢山の田畑を持っている

農家の年寄り夫婦には子供がいない、

そこでお祖父さんの縁戚より男性を、

おばあさんの縁戚より女性を招き、二人を結婚させ

両養子として後継者とした。

その夫婦に女の子一人と男子6人の子供が生まれ、

近所では「7福神」だと言って笑っていた。

そのうちの一人が私と同学年でいつも

連れて歩いて村の習慣などを教えてくれていた。

小学校まで片道50分は近所の子供と

ワイワイ言いながら歩き、夏になれば裸足で教科書、

ノート、鉛筆など風呂敷に包み腰にまき、駆けって通った。

農繁休暇……田植えの為の準備、

肥やしを散き田んぼを掘り返し水を入れる。
      
水田に稲の苗を植えたり、

稲を刈った後に掘り起こし畝をつけそこに麦を撒く。
      
その他 春、夏、秋と農作業の忙しい

  時期にある休暇には子供たちも総動員される。

今みたいに水道がなかった時代は

田んぼに必要な水、降雨が少ないと水争いが絶えなかった、

朝に夜中に「水回り」をし寝ずの番をすることも

       稲の収穫を減らしたくない一心からである。

子供たちにとっては農繁休暇より、

   普段は嫌な勉強の方が数倍も良いと思っていた??

写真、小学校の教室(机に注意)
   戦時訓練



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懐かしさ

asi asiさん

お互い、このブログに懐かしさを感じる年齢になりました。

>机は全く同じですが服装はもっと貧しい服装でした。

その通りです、田舎での服装は冬は半纏で「青んばな」

(青い鼻水)を垂らし、それを袖で拭くと乾いた時にはギザギザとなり触ると痛かった。

2017/04/07 08:36:49

懐かしい

アダージョさん

写真を拝見して当時の事柄が懐かしく思い出されます。
机は全く同じですが服装はもっと貧しい服装でした。体操も上半身は裸でした。

2017/04/06 20:55:18

そういえば〜

さん

昔は農繁期休暇なんて有りましたね 懐かしく思い返されます。

2017/04/06 18:12:50

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