梵天

風神・雷神像 

2017年04月01日 外部ブログ記事
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風神・雷神像 (所在蓮華王院本堂) 2軀

   妙法院(京都市東山区)  鎌倉時代(13世紀)

   木造 像高 風神(右脇下まで)112センチ 雷神(左脇下まで)99.8センチ



妙法院の蓮華王院本堂(国宝)は通称三十三軒堂の名でしられる。本堂には中尊の千手観音および1000体の千手観音像(重要文化財)がまつられており、本堂の西側に千手観音の眷属(けんぞく)である二十八部衆(国宝)、風神・雷神像がおおむね各柱間(はしらま)に1体ずつ置かれている。いずれも寄木造り、玉眼を入れ、極彩色を施す。像の制作時期については、千体仏の胎内納入の木版の摺仏(すりぼとけ)中に、延応(1239)の年号を記すものがあり、その版画に中尊と二十八部衆、雲中を飛ぶ風神・雷神像を表すものがあるので、これらの諸像はそのころに造られたと思われる。
自然現象を警抜、たくましく造形した作技は見事で、鎌倉中期の作風を知る上に貴重な存在である。


* この解説文は前回の風神像とおなじものとなっています。

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