梵天

弥勒仏坐像 

2016年11月01日 外部ブログ記事
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     弥勒仏坐像(みろくぶつざぞう)(北円堂安置) 運慶作  1軀

   

      興福寺(奈良市登大路町)  鎌倉時代(13世紀前半)

   木造 像高142センチ  台座全高110センチ 

 

この弥勒仏は北円堂(国宝)の本尊である。桂材の寄木造り。光背は後補であるが、本体および八角裳懸座(はっかくもかげざ)はほぼ当初の姿を伝えている。台座内枠の墨書き銘によると、作者は運慶の高弟源慶・静慶とあるが、北円堂造仏の統率者運慶の指揮のもとになされたものであることはいうまでもない。厳しく、沈鬱とも感じられる面相や衣文の扱い方などに古様を伝えているが、作技は慶派の習熟したさまを示している。

北円堂は養老5年(721)の創建といわれるが、興福寺が1180年に平重衡の兵火にあった際、ともに焼け、建永2年(1207)再建に着手、建暦2年(1212)ごろ完成したとみられている。本像は再建時の造立で、脇侍および無著(むちゃく)・世親(せしん)の2羅漢像、四天王像の計9軀が運慶一門16人の手によって造られた。しかし現在残っているのは本尊と2羅漢像だけであり、他は散逸し、同寺にはみられない。

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