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老いてなお

82歳のおばあちゃんがSNSを始めた理由 

2017年03月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し


「一番嫌いなもの、老人の愚痴。甘えの構造」
 
辛口な発言の主は、
埼玉県在住のミゾイキクコさん(82)だ。

ミゾイさんは、
アカウントを設けた2010年から毎日、何十回も投稿。

今、ネット上で
「ツイッターおばあちゃん」の愛称で親しまれている。

フォロワー数は、実に7万5千人超え。

そこらの芸能人より、はるかに多いフォロワー数だ。

自身の経験をもとにした含蓄のあるつぶやきは
多くの人々の支持を集め、昨年末に書籍化までされた。

「物事は感ずることが大事。感じれば考える」
「若い時に考えない人、年取ればなお考えない」
とミゾイさんは言う。

「ツイッターのつぶやきは、日常の“茶飲み話”
  の延長ツイッターによって、
茶の間がぐんと広がった感じです」
 
ミゾイさんがツイッターを始めたきっかけは、
友人のイベント告知の手助け。

費用いらずで効果的な告知法がないかと考え、
ツイッターにたどりついた。

最初は全く反応がなかったが、
戦時中の生活ぶりについてつぶやき始めた
ところ、フォロワーの数がどんどん増え始めた。

「例えば“塩は統制品で貴重なものだった”とか、
   私たちの世代では当たり前だった昔の
状況についてツイートすると、
    
“そんなことがあったなんて知らなかった”と、
若い人からの反応がありました」

つぶやきは、驚きの声とともに拡散され、
3カ月たったころには、当初10人にも
満たなかったフォロワー数が5千人にまで増加。

「ツイッターって、すごいものだとびっくりしました」
   戦時中の話に加え、ミゾイさんのツイートで
特に反応が高い話題が、男女、嫁姑問題だ。

ミゾイさんの元には、日々多くの人々から恋愛の
      
悩みや家庭内のトラブルなど、人生相談が持ち込まれる。

「一日の大半を自宅で過ごしますが、ツイッターを通じて
日本中、いや世界中の人々とつながることができる。

ツイッターは、私の元気のもとです」
                           
            ※週刊朝日 2016年10月7日号



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いいですね

ひなたさん


「一番嫌いなもの、老人の愚痴。甘えの構造」

いいね!ボタンがあったら
1000回くらい押します(^o^)

2017/03/04 16:59:26

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