つれづれに

「題名のない音楽会」 ? 

2017年02月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

いつも見る日曜朝のTV番組「題名のない音楽会」
昨日は記念番組で、ホールでのプロジェクションマッピングを交えた、ベートーヴェン 「第九」演奏会。
「第九」はとてつもなく長い曲で、1時間を超える超大作だ。
私は学生時代よりのクラッシック好きだが、最近は高尚なクラシックに興じる余裕はなく、もっぱら歌謡曲に甘んじている。今後体力的に歌えなくなれば、クラシックに回帰することに抵抗はない。

「第九」第4楽章の合唱歌詞は、シラーの詩をベートーヴェンが歌詞として書き直したもの。

抱き合うがいい、数百万の人々よ!
このくちづけを全世界に!
兄弟よ! 星々くらめく世界に
いとしい父が必ずいらっしゃるはず。
あなたがたはひざまずいているか、数百万の人々よ?
創造主の存在を予感するか、世界よ?
星々のかなたにその人をたずねよ!
星々のきらめく天蓋のうえに必ずやその人はいらっしゃる・・・

この荘厳な詩と共に、延々と続くオーケストラと人の唱との掛け合い。
曲を聴くだけではそうでもないが、テロップで訳詞が流れると感情がこみ上げてくる。

この曲は天才の「集大成」として書かれて、おそらく人類が続く限り受け継がれるはずだ。
私も歌えなくなった時にまたじっくりと聞きたいもの。



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