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雅走草想

近赤外線でがん退治 

2017年02月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 朝刊を取りに出ると相変わらず屋根の雪が解け始めていて、軒
下は小雨が降っているよう。きょうは少し寒さが緩みそうだ。

  がん1日で消滅

 ネット検索していると「近赤外線でがん細胞が1日で消滅、転
移したがんも治す」。なんと思わず本当かいなと叫びそうに。

  日本人研究者が開発

 「近赤外光線免疫治療法」と言い、米国立がん研究所(NCI)
の小林久隆・主任研究員が開発したもの。なんと日本人が…。

  2、3後の実用化目指す

 がん患者を対象にする臨床試験も順調に進み、2〜3年後の実
用化を目指しているという。

 人体に無害な近赤外線を照射して、がん細胞を消滅させる新し
い治療法の開発が、世界の注目を集めているとも。

  ほとんどのがんに有効

 近赤外線治療法はがん細胞の死滅率が極めて高く、ほとんどの
がんに適用できる。やっかいな転移がんにも有効。

  副作用なく安価に

 その上、副作用がなく必要な設備や薬品は安価なので、医療費
の削減にも大いに貢献。いいことずくめの画期的な治療法。

 実はオバマ大統領が2012年の一般教書演説で、この治療法
の発見を取り上げ「偉大な研究成果」と世界に誇っていたという。

 新治療法は、がん細胞だけに結合する抗体を利用。その抗体に
近赤外線により化学反応をする物質を付け、静脈注射をする。

  化学反応起こし破壊

 抗体はがん細胞に届いて結合するので、そこに近赤外線の光を
照射すると、化学反応を起こしてがん細胞を破壊する仕組み。

 顕微鏡で見ると、近赤外線照射のがん細胞だけが風船がはじけ
るように破裂していく感じとか。破壊にはたった1、2分ほど。

 がん以外の正常細胞には抗体が結合しないので、近赤外線が当
たっても害はなく安全で副作用もなし。

  全くの無害

 近赤外線はテレビのリモコンや果物の糖度測定などに使われる
光で、人体をある程度深くまで透過するが、全くの無害。

 がんに結合する抗体は本来、水溶性ではなく体内に入らないが、
水に溶ける性質に変え体内に。1日で尿に排出され、これも無害。

 皮膚がんなど表面に近いものはじめ、食道がん、膀胱がん、大
腸がん、肝臓がん、すい臓がん、腎臓がんなど8〜9割に有効。

  転移がんには2つの方法

 転移がんには2つの方法があり、1つは前述の近赤外線を照射
する方法。がんを破壊するといろいろながんの抗原が一斉に露出。

 免疫細胞がこの抗原を食べ情報をリンパ球に伝達。リンパ球は
転移がんを攻撃する。転移がんに対し免疫を活性化してくれる。

  がん攻撃の邪魔を解除

 もう1つはがん細胞を直接壊すのではなく、免疫細胞ががん細
胞を攻撃することを邪魔している状態を解除する方法。

 それにはがん細胞を攻撃させなくしている免疫抑制細胞の中で、
主要な制御性T細胞を壊すこと。

  免疫細胞を活性化

 化学反応を起こす物質を付けた抗体を制御性T細胞に結合させ、
近赤外線を照射し破壊。すると免疫細胞が活性化し、がんを退治
してくれる。

 さらに血流に乗って全身を巡り、わずか数時間のうちに転移が
んを攻撃し始めるという。自己免疫疾患など副作用もなし。

 この2つの方法のうち、制御性T細胞を破壊するほうが、転移
がんへの効果が大きいんだそう。

  第2段階での治療効果調査

 臨床試験の第1段階は終わり、現在は第2段階で30〜40人
の患者を対象に治療効果を調べるているという。

 もし第2段階で顕著な効果が出れば、300人程度まで拡張し
第3段階を省略し、治療法の認可を受けられる可能性があるとも。

 こんな画期的ながんの治療法が、米国立がん研究所で開発され
ていたんですね。しかも日本人の研究者が。

 いよいよ20年越しの研究が大詰めにきているとのこと。実用
化されたらノーベル賞ですね。それまで生きてないとね。

[http://localeast.blogmura.com/yamagata_townlife/ranking.html ]
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[http://cycle.blogmura.com/cycle_life/ranking.html ]

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