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中井悠美子「四季の絵文日記」

Vol. 754 京都宇治の万福寺を訪ねました 

2016年12月13日 外部ブログ記事
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     初冬の空が美しく晴れ渡った「12月3日」
     宇治の黄檗宗萬福寺で「普茶料理・ふちゃりょうり」をいただきました。

     紅葉する木々がほとんど見られない。そのせいでしょうか、清潔に掃き清められた境内には
     人影は少なく、風もなく、寂として澄んだ空気が身を引き締めるようでした。
     日本のお寺って、いいなあ!
   
   

     萬福寺は、京都府宇治市にある黄檗宗大本山の寺院。山号は黄檗山
     開山は隠元隆?、本尊は釈迦如来である・・・隠元和尚の開山なんですね。

     さてその隠元和尚がもたらした「精進料理」とくに、こちらでは「普茶料理・ふちゃりょうり」といいます。
     それは、葛(餡かけ)と植物油を多く使った濃厚な味、卓を囲み大皿に乗った料理を各人が取り分けるのが特徴。
     代表的な普茶料理に胡麻豆腐がありますね。

     頂いたお料理をまとめてみました
   
     かまぼこと思っていただいた物は「山芋でした」お肉と思っていただいた物は「油揚げ」でした。
     と、言った具合。味付けは少し濃いめ、珍しさもあって少量ずつでしたが満腹になりました。

     広縁の付いた明るい個室で・・・ノンビリと1時間半・・・なんだかお腹の中の整理が出来たような。
 
     さて、見出しの「天王殿」にいらっしゃる「布袋尊像」は、日本最古の七福神巡りのスポットなんだそうです。
   
     一般に知られる幸福をもたらすとされる七福神(エビス・大黒天・弁財天・毘沙門天・布袋・福禄寿・寿老人)
     大きな袋を持った布袋さまは、七福神の中で唯一実在の人物なんだそうです ...

     最後に萬福時と言えばこの大きな「鯉の開梛(かいぱん・魚?(ぎょほう)とも」が有名ですよね。
     斎堂(食堂)前の回廊に吊されていました。時を報ずるための魚板なんだそうです。
     木魚の原形となったもので、現在も使用されているのです。野球のバッドのような物でたたきます。

     

     それにも訳があって・・・下記をご参照くださいませ。丸い玉は咥えているわけではなくはき出そうとしていたのですね。
     
     
     食することにも「意味を見出し感謝とする」
     禅の教えをありがたくかみしめて
     おいとまいたしました。


     良い日でありました。

     さて、本日もご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・

     

     

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