人間観察そして恋そして小説も

217話 荒唐無稽な話 

2016年12月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

美里は今更どうこうしたところで地球は元には戻らないと言った。ということは、元に戻す方法があるのか?歌麿は美里に問うた。  「今あなたは湯川を見つけたとことでどうしよ うもないと仰いましたが、ならば他の方法な ら、壊滅したした地球を元に戻す方法がある のですか」 「あります」  美里は微笑んだ。だが、直ぐ言い直した。  「理論的にはあると言う事です」 「理論的?」  首をひねる歌麿に  「湯川を倒すのです」 「今あなたは今更湯川を見つけても、どうしようも ないと仰ったばかりじゃないですか」 「それは今の湯川の話です」 「今の湯川?」 「倒す相手は過去の湯川です」  さすがの歌麿も目をぱちくりした。しきりに頭を回転させているようだ。  「まさかタイムマシンなんて話じゃないです よね」 「さすが京極さん、よくお気づきで」  美里が軽く手を叩いた。見方によれば歌麿を揶揄しているようにも見える。  「決して京極さんを馬鹿にしているわけではあ りません」  ムッとした歌麿に  「仰る通り、タイムマシンで過去に戻り、湯川を 倒すのです」 「タイムマシン」  全員が絶句した。今この時、まさに冗談が飛び出したとしか思えない話だ。   にほんブログ村 心理学 ブログランキングへ   

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