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「夏井いつき先生へ」 

2016年10月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:俳句ポスト投稿

 俳句集団「宇宙(そら)」は、2015年9月29日、津軽の地に誕生した。最近、1周年を迎えたことになる。

 俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。「俳句ポスト365」は、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトである。

 「俳句ポスト365」の選者は、TBSで木曜日放送のプレバトでお馴染みの、当代超一流の俳人、夏井いつき先生だ。

 「俳句ポスト365」の第154回 2016年8月18日週の兼題は、「秋薊(あきあざみ)」である。兼題の説明に曰く。

秋薊(秋の季語)「あきあざみ」。キク科の多年草である薊には多くの種類があり、そのうち「山薊」「南部薊」「真薊」など、秋に花をつけるものの総称をいう。単に「薊」と言った場合は春の季語となる。


 「俳句ポスト365」では、入選が「天、地、人、並」に分かれる。入選の「天、地、人、並」の内訳は、各回、天の俳句1句、地の俳句9句のほか、大体、人選の俳句200句、並選の俳句300句だ。人選と並選の入選句は、全体3,000句程度のたった17%にすぎない。

 入選の発表については、木曜日に人・並選の俳句、金曜日に天・地の俳句が発表される。

 俳句集団「宇宙(そら)」のメンバーからの「秋薊」への投稿に対する入選の結果は、津軽わさおが人選、津軽まつ君が人選、津軽ちゃう君が並選、野々原ラピ君が並選のほか、次のとおり、篠田ピンク君が天選である。

篠田ピンク  天選

 沢水の洗顔痛し秋薊

 津軽わさおが天選に選ばれたわけではないが、結果の発表で篠田ピンク君の俳句と名前を観た瞬間、驚き、感動し、震えた。同時に、えも言われぬ安堵感、ほっと感に包まれた。

 この感覚は、一生忘れることができないものである。

 2015年9月29日に、津軽の地に俳句集団「宇宙(そら)」が誕生し、ちょうど1年が経過した2016年9月30日。メンバー5人全員による天・地の俳句への挑戦、26回目にして、初の天・地の句、しかも初の天選である。

 初の全体3,000句中の一等賞に輝く篠田ピンク君に深甚なる敬意を表するとともに、俳句集団「宇宙(そら)」の主宰としてメンバーを指導している津軽わさおは、誇りに思う。

 そして、主宰として、夏井いつき先生、「俳句ポスト365」のスタッフの皆様、愛媛県松山市の関係職員の皆様、「俳句ポスト365」でご指導を賜っている俳人の皆様、日頃ブログに応援していただいている皆様に対し、深く感謝申し上げるとともに、厚く御礼を申し上げさせていただいた次第である。


 以下は、篠田ピンク君から夏井いつき先生への御礼の手紙である。

 夏井いつき先生、「俳句ポスト365」関係者の皆様、松山市ご当局の関係職員の皆様、いつも大変お世話になっております。津軽の俳句集団「宇宙(そら)」所属の篠田ピンクでございます。この度は、兼題「秋薊」で天の俳句に選んでいただきまして、誠にありがとうございます。

 
 俳句集団「宇宙(そら)」は、2015年9月29日に誕生しましたが、以下の三つの決まり事があります。
? 夏井いつき先生ご提唱の「俳句の種蒔き運動」に共感、共鳴し、津軽から全国に向けて俳句について発信していくものであること。
? 夏井いつき先生のお手を煩わすことを極力避けるため、メンバーの誰かが天の俳句か地の俳句に入るまでは、「俳句ポスト365」へのお手紙を出さないこと。
? 「俳句ポスト365」にお世話になっていることに対するささやかな御返しとして、松山の蜜柑をとにかく買って食べること。

 結果、出来秋を迎えると、以降毎日、日本一の津軽の林檎及び日本一の伊予の蜜柑を食べます。そして、メンバー全員が随分俳句作りが上達しています。この先も、林檎と蜜柑を食べて精進していきます。この度は、大変ありがとうございました。



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