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老いてなお

麦秋の頃 

2016年10月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

「映画バカ・の会」の上映会で懐かしい、
小津安二郎監督で原節子主演の「麦秋」を鑑賞。

此のほか、彼の作品で「秋刀魚の味」「宗方姉妹」
「天国と地獄」など、何時かは再度見てみたい作品です。

あらすじ
結婚にあまり興味のない娘と、
 そんな娘に早く結婚してほしいと
   気を揉む家族を中心にさりげない日常を
     ユーモアを織り交ぜ淡々と細やかに描く感動作。

北鎌倉に住む間宮家では適齢期を
  過ぎた娘紀子の結婚が何より気がかり。

当の紀子は大手の会社で秘書として働き、
  いまだのんきに独身生活を楽しんでいる風だったが……

所で、「麦の熟する頃を麦秋」と言うが、
  小学生の頃、農家のお祖父さんに聞いた
    話が今でも忘れられない………その話とは

(西行が鎌を手にした乙女や子ども、
  お百姓に「どこへ行くのか」と問うと、
   それぞれが「冬ほきて夏には枯るる草刈りに」
        と答えたという。

西行には歌の上の句らしいが、
  冬に実って夏に枯れる草が不思議で、
          何という草かわからない。

よくよく考えると麦のことだった。

西行は「かかる山里にして、この風流あり。
   わが修行いまだいたらず」と退散した、という話だ)



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本当は...

asi asiさん

いつも悩むのが「yinan」の読み方、教えてください。

昔も今も人間の性(サガ)はほとんど変わらないことを
改めて考えさせられました。

西行、うんぬんはネットで調べたこと。
戦災で田舎え疎開した時、大尽のお祖父さんが私に言いたかったのは.......多分田舎の人間でも教養はある と言いたかったのかも知れません。 

彼が言ったのは「冬ホキて 夏枯れ草を刈りに行く」でした小学生の私には難しかったが覚えていました。「ホキル」とは方言で「成長、伸びる」の意味です。

2016/10/09 10:54:33

小津監督

yinanさん

asi asiさん、おはようございます!

小津監督の映画は時間がゆったりとしていて
心地良いです。
当時の日常生活に、街並み等、
懐かしい風景を見られるのもいいですね。。

西行のエピソードも面白いです。
(本当かなぁ?)

2016/10/09 09:03:45

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