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男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎 

2016年09月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

台風16号接近中、一部暴風域に入ったようです。
対策は充分でしょうか、皆さん、お気をつけ下さい。
安心してTVを見ることが出来ればいいのですが。

今日の映画紹介は「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」。
BSプレミアムで9月20日(火)の21:00〜の放送。

1981年(昭和56年)8月8日に公開されたシリーズ27作目。
マドンナは、瀬戸内海の島から大阪へ出てきた
芸者・浜田ふみ役の松坂慶子。

キャッチコピーは
”さくら、兄ちゃんは夢を見ているのかねぇ
 通天閣のネオンの下を
 飛びきりの上方芸者とそぞろ歩きなんて…”。

瀬戸内海の小さな島を旅していた寅さん。
墓参をしている浜田ふみ(松坂慶子)と仲良くなる。

寅さん、大阪の神社で商売中に、
大阪で芸者をしているふみと再会する。
(ここで寅さんが売っている品物は
 ”愛の水中花”でした。)

ふみに10年以上前に行き別れた弟・英男が
いることを聞いた寅さん、
彼を探し出すが、すでに病死していた。
彼の恋人・信子(マキノ佐代子)から思い出話を聞き、
涙を流すふみを寅さんは慰めるのだった。

ふみ:”でもあの子可哀想やねえ…、
  恋人に死なれて…、これからどないするんやろ…”
寅:”いや、おふみちゃん、そりゃあ心配いらないよ”
ふみ:”なんでぇ?”
寅:”そら、今は悲しいだろうけどさ、ね、
  月日が経ちゃあ、どんどん忘れていくもんなんだよ”
  ”忘れるってのは、ほんとうにいいことだなぁ…”
  ”一年か二年か経ちゃ、あの娘もきっと
  新しい恋人ができて幸せになれるよ”
ふみ:”…せやろか…、忘れられるやろか…”
寅:”忘れられるよぉ!
   体験したオレが言ってるんだから
   間違いありゃしないよ”
ふみ:”寅さんも体験者?”
寅:”いや、オレ、ほら、頭悪いから、
   すぐ忘れちゃうんだよ!
   へヘヘヘ、エ〜エッ”

寅さん、悲しみのふみに優しくするが、
彼女の想いを受け止めることができずに、
柴又へ帰る…。

寅さんが泊まる、通天閣の安ホテルの
主人・喜介(芦屋雁之)は
寅さんが宿代を払わないので、

”寅やんか。ん、しょうがないやっちゃなぁ、
 ようし、今日こそ、取立てたる。
 もし払わん言うたら、もう、警察や”と、
掛け合いを始めるが、
2人のやりとりは面白いですね。

本作より寅さんの甥・満男役が中村はやとから
吉岡秀隆に代わっています。

いつものように、寅さんフラれるのですが、
フラっぷりを見てください。

監督・原作・脚本は山田洋次。



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