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日曜日の午後は『日本の話芸』 

2016年07月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

前日、Eテレの『日本の話芸』で、桂福團治の『南京屋政談』は観たばかりだった。
それなのに、余り好きではない、上方落語の再放送を観たのには訳がある。
勿論、福團治の口演が良かったからではあるが、それだけではない。
元々は『唐茄子屋政談』という江戸落語を、地名や人名などの固有名詞を変え、上方落語に仕立て直したものだ。

演題自体も、カボチャの異称である唐茄子が南京に変っている。
江戸落語の『唐茄子屋政談』も、講談の大岡政談ものを元にした噺である。
同じ噺を、江戸と上方で如何に違うか、じっくりと比べたかった。
古典落語の中で人情噺に属する、この種の噺は最も好きな落語だ。

『唐茄子屋政談』は、昨年五月の国立名人会が初めてだった。
トリを務めた春風亭小柳枝が、『唐茄子屋』という演題で熱演した。
今、わが家のリビングには、国立演芸場のカレンダーが掛っている。
偶々、今月は小柳枝で、天秤棒を担いでいる仕草だから、その時の撮影かも知れない。

古くは志ん生(5)や圓生(6)が得意な噺だったらしいが、ラジオで聴いた記憶はない。
上方では、今回の福團治が得意にしているらしい。
彼の『南京屋政談』も悪くない。
機会があれば、他の演目も聴くか、観るか、してみたいと思っている。

   *****

写真
7月19日(火)の昼餉と夕餉(イベリコ豚のトンテキ)

※ 23日(土)の朝4時半から、今度は総合テレビで再放送があります。興味がある方は、ご覧ください。



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