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雨の日に考える 

2016年06月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


雨の日も悪くはないが、できればもう少し穏やかに降ってほしい。大雨の被害などいい加減にもう見たくないものだ。最近とくにテレビを見なくなった。天気予報が見たいので見ていると、ついついニュースを見てしまう。ニュースは毎日ほとんど悪いことの発表会のようで、気分が悪くなる。
 
先日から執行草舟(しぎょうそうしゅう)著「生くる」を読み始めた。昭和25年生まれだから私よりも若い。私もずいぶん歳をとったのだと感じたが、世の中にはいろいろな面で優れた人物がいるものだ。この本はまだ読み始めたばかりだが、いきなり、「わからぬがよろしい」というタイトルで始まる。理解しようとするな、わからぬままに、突き進むのだ。現代人は物事を理解しわかろうとし過ぎる。人生や人の心、果ては、あの世から宇宙そして未来にまで及んでいる。だが、我々には本当のことはほとんどわからないのだ。わからないから人生は楽しくて面白い。理解してわかってはいないが、わかろうとしないことで、自分の中では分かる状態を創り上げるのだ。理屈や理論や知識を放擲(ほうてき)して、全身全霊で物事にぶつかっていくとすべてがわかってくる・・・・と彼は言い、自分の経験を綴っている。
 
今の私は、彼のいうことがぼやっとではあるがわかるような気がしている。
しかし、彼が言うように、わからぬほうがいいかもしれない。
 
人は皆、毎日同じことを繰り返している・・・ように見えるが、まったく同じことを繰り返しているわけではない。例えば同じ作業を繰り返していても、昨日より今日の方がよりよい方法でうまくこなしている日もあれば、まったく逆の日もある。しかし、執行草舟の言うように、どんなに小さなとるに足らないような仕事でも、全身全霊でぶつかっていると楽しいはず。少なくとも、いやいややっているのと比べれば、その時間は充実感を得られ、満足できる疲労感さえ得られるはずだ。ずいぶん長く生きてきた。人生は後半にさしかかっていることは間違いない。なるほど、これからは、なにもわからぬがいいかもしれない。
ほんの少しでいいから、世のため人のために貢献できる喜びがあればもうそれで十分だと思う自分がいる。
 

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