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尺八と横笛吹きの独り言

あんねえ・・・・「千代の寿」でなく「千代の鶯」でした。 

2011年01月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


●先日から「千代の寿」を吹きたいと思っていました。
これは宮城さんの曲で吹いたことがありました。
 師範試験の課題曲は「千代の鶯」だったでや・・・・
この曲は昨年の東京試験で出題されている。
光崎勾当という方は、「五段砧」「七小町」「夜々の星」等の相当な大曲を作っている。
 こんどこれを練習しますが、どんな曲なんでしょう。
さっそく調べてみよう・・・・
 歌の最初に天の岩戸の話がでてくる。岩戸かた天照大神(あまてらすおおみかみ)が出現し、まばゆい一瞬の明るさがさすように春がやってくると表現している。
この曲、郭での披露曲と言われている・・・・というのが印象的。

●千代の鶯  24分26秒 地唄の大曲
作詞:本多平右衛門
作曲:光崎検校
●光崎 検校(みつざき けんぎょう、生年不詳 - 1853年頃)は、19世紀前半に京都で活躍した盲人音楽家(地歌三味線、箏演奏家、作曲家)。



京都の光崎検校(1821登官)作曲の京風手事物。
箏手付も光崎検校と伝えられている。
作詞は京都の本多平右衛門で、京都下新地の廓の披露曲と言われる。
晩年の足跡は不明。
光崎の行動が保守的な当道職屋敷の反感をまねき、追放処分を受け、晩年は不遇だったとも伝えられる。



●千代の鶯 【形式】
三味線替手あり。
手事が三段あり、高いツボを使い軽妙なリズムを持つ三味線は、三味線組歌の破手組の旋律や手法も取り入れられており、段合せも可能。
『絃曲大榛抄』(文政11)を校閲した光崎検校の特徴が含まれるとも言う。
三段には、箏に、六を押して始まる特徴のある旋律がある。
中唄はゆったりと美しい唄のきかせどころ。
手事を経て、後唄にそのまま高い声で引き継がれ、うぐいすの声を朗々と歌って終わる。
 [本調子]
   悦びの眉を開きて天の戸の 一夜あくれば春立つや
   霞たなびく東山 前の流れは底清く(清き) 加茂の川瀬の曙に(曙の)
     [合]
   寝耳に水の幸ひを 告げてや遊ばん 百千鳥
   [合] 友呼びつたふ(集う)笹舟の つなぐ縁の親しみも
   [合] 下の新地のうるわしさ
     [手事三段]
  [二上り]
   柳桜の類なく [合] わきて我が住む軒毎の
     [マクラ・手事・チラシ]
   飾り枝ならぬ 花の縁(縁を) 万世呼ばう(呼ぼう) 鶯の声
http://afro.s268.xrea.com/cgi-bin/song.cgi?mode=text&title=千代の鶯より抜粋
            
 
●鶯の写真。よく目白と間違える。鶯色っていいですねえ・・・・
こんど民謡の和服を新調するとき濃いめの鶯色というか、目白色の濃いグリーンがいいなあ・・・・とも思っている。
 ●「千代の鶯」唄と訳
○喜びの眉 を開きて 天の戸の
人々が喜びの表情を表して天の岩屋戸が暗闇の日本の国に再び光が蘇った時のように、



○ひと夜明くれば 春立つや。 霞棚引く東山
一 夜が明けると、新しい春がやって来るのは 、まず、霞が棚引く東山の空である。



○前の流れは底清き 、加茂の川瀬の曙の   、
その前の流れは底まで清らかに見える 鴨川の川瀬の曙の景色 、一朝にして全て
が新しくなるという。
○寝耳に水の幸ひを告げて遊ばん百千鳥 
寝耳に水のような幸いを人々に告げて遊んでいるような鶯が、



○友呼び集ふ 笹舟をつなぐ縁(えにし)の親しみも、下の新地のうるはしさ     
友を呼んで集う酒樽を囲む 縁ある者同士の親しい交わりも、下の新地のうるわしい景色である。



○柳桜の たぐひなく、わきてわが住む軒ごとの、かざりえならぬ花のえにしを、
柳や桜がたぐいなく美しく、とりわけ我々が住む家の軒ごとの、飾りとしてこの上ない花との結びつきを



○万代(よろずよ)呼ばふ鶯の声。
 万代も歌い続ける鶯の声であるよ。



http://www2u.biglobe.ne.jp/~houmei/kasi/chiyo_no_uguisu.htmより抜粋
天の岩戸 http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/edc8/nattoku/bijutsu/11.html
鶯写真 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より



さてさて、どのような曲であるのかしら・・・・そしてこの大曲の中でどこの部分が出題されるのでしょう??やれやれ・・・・長い・・・・ナガーイ闘いが進行しているデス。

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