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グリーンボール 

2016年06月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し










このブログの読者なら前にも紹介したことのある「母乳のTさん」と久しぶりに会った。
毎年この時期になると、スウィートグラスのフードショップのデッキの周りに夕顔やゴーヤ、
ひょうたんなどを植えて竹で柵を作ってネットをかける作業をしてくれている。
「母乳のTさん」の意味が分からない人のために説明を繰り返しましょう。
 
「Tさん、いつもお元気ですね」
「いやいや、それだけがとりえでして」
「ところで、Tさん、お酒は飲むの?」
「酒?ボクはのみませんよ。ボクはもっぱら母乳だけにしていますから」
 
以来、私は彼を「母乳のTさん」と、勝手に呼んでいる。
 
久々に出会ったTさんとの会話。
「Tさん、いつもライラックの世話をしてくださってありがとう」
「ライラックの世話?・・ボクはもうオッパイが出ないので世話はできませんよ」
「・・・???」
 
そんなTさんからグリーンボールをいただいた。
それは、見るからにキャベツだが、キャベツではなくグリーンボール。
1kg程度の小ぶりのボール型で、葉につやがあり、びっしりと巻きこんでいるので、何にでも使える万能型。春秋は都市部郊外ものが、夏場は北海道や高原ものが出まわる。寒さに弱く、冬場はでない。旬は5月頃でやわらかさを生かしてサラダやスープにする。成分的にはキャベツと似ているが、カロチンはキャベツの2倍程度含み、ビタミンCやカルシウム、カリウムの含有量もキャベツを上回る。
 
グリーンボールという名は初めて聞いた。持ち帰って話すが妻も知らなかった。
レタスやキャベツの出荷が早いところでは始まっているようだ。
これからは高原の夏野菜が旨いシーズンになる。
 
 

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