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たゆたえど、沈まず

友の旅立ち 

2016年03月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

仲間がまた1人旅立った。前立腺癌、80歳目前であった。今年に入ってからは終末医療に入ると奥さんから連絡があり旅立ちは時間の問題であったが、知らせを受けるとやはり寂しい。
彼は元大新聞の論説委員であった。現役時代の彼は猛者という表現がぴったりのサムライであった。退職後大学教授に転じ女子学生と一緒にアフリカのタンザニアによく行っていた。
アフリカが人生後半のテーマであり私も手伝ったこともある。
毎年仲間が数人ずつ旅立っていく。頑張った企業戦士たちで平均寿命より短い人たちが多い。葬式の帰路車の中でションボリしていると女房が「あんたもいつ旅立ってもおかしくない人だったよね、だから急遽喪主をやるために私と入籍したんじゃない」
周囲を見渡してみると旦那を見送り未亡人になった人たちは元気である。しかし奥さんを先に見送った男たちは元気がないというかションボリしている。ほとんど使い物にならない男たちだ。
50歳のときに離婚したが、その時は心の中の霞が晴れたようで独身貴族に戻った感じだった。
今の女房が先に逝ったらもうあの元気はない。生きる気力はないだろう。病気になって普段の生活ができなくなると色々なことを学ぶ。
まず人生の中の優先順位が変わる。何が一番大切かが分かってくる。自分と向き合わざるを得なくなる。カウントダウンのチクタクが聞こえてくる。病気になって色々なことを学んだ。本番を生きているという感じがする。
仲間を見送りながら変化は大自然の法則だと改めて思った。不変なものは何一つない。
明日は常に新しい。

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