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動乱 

2016年03月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!
東日本大震災から5年。各報道ニュースを見ると、
改めて被害の大きいことを再認識しました。
犠牲者数2万1865人。ここに心から追悼致します。

今日の映画紹介は「動乱」。
BS日テレで2016年3月12日(土)12:00〜放送。

キャッチコピーは
”男が男であった、女が女であった…。
時代とは、愛とは”。
第1部「海峡を渡る愛」、
第2部「雪降り止まずは」の2部構成。
高倉健と吉永小百合の初共演の映画。

第一部「海峡を渡る愛」。
昭和7年4月、仙台連隊。
宮城啓介大尉(高倉健)が隊長をつとめる中隊の
初年兵・溝口(永島敏行)が脱走した。

姉の薫(吉永小百合)が貧しさから千円で
芸者に売られようとしていたからだった。

溝口は捜索隊の上司を殺し、銃殺刑になる。
宮城は薫に千円を香典として渡す。

一方、一部の海軍将校と陸軍士官候補生らが
五・一五事件を起こすがクーデターは失敗に終り、
陸軍内部の皇道派と統制派の対立を激化していく。
この影響で宮城は朝鮮の国境守備隊へ転任を命じられる。

官城は将校の接待の席で、芸者になった薫と再会する。
数日後、薫が自殺を図るが宮城は薫の命を救う。

第二部「雪降り止まず」。
昭和10年10月、東京。
宮城は第一連隊に配属になり、薫と共に居をかまえた。
しかし、二人の間にはまだ男と女の関係はなかった。

官城の家には多くの青年将校が訪れ、
“建設か破壊か”と熱っぽく語り合っていく。
憲兵隊の島謙太郎(米倉斉加年)は
そんな宮城を監視していた。

宮城は薫と伴に訪れ皇道派の
恩師・神崎中佐(田村高廣)を訪れる。
神崎の家庭の幸せを見て、薫は
”私の体は汚れているから抱けないんですか”と
宮城を責めるのだった。

一方、宮城は神崎との話し合いで、
”やるべきときが来た、国軍を腐敗させた原因は
統制派だ、水沼閣下(天津敏)は自分が切る”と決意。
しかし、神崎は
”水沼は自分が切る、宮城は青年将校をひとつに
まとめることに専念してくれ”と言う。
そして数日後、神崎は水沼の暗殺を果たす。

昭和11年2月25日、決行の日。2.26事件勃発。
昭和初期は経済と政治と軍事が混乱していた時代の、
芸者だった女と軍人のプラトニックラブの物語。
でも、宮城が薫が好きなのに、なぜ抱いてやらないのか
彼の心理状態が今一、判りませんでした。

監督は森谷司郎。1980年(昭和55年)制作。



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もっと、ラブシーンを?

yinanさん

SOYOKAZEさん、おはようございます!

なるほど、そうですね。

それに、健さんに、小百合さんですから、
そう簡単に結ばれたら、
格が下がる懸念もあったでしょう。
ただ、映画的には動乱に主眼を置くか、
純愛に焦点を当てるか、二つに分かれていたので
焦点がボケて少し、物足りない感じはしました。

2016/03/14 07:57:49

多分

さん

自分は、軍人として、死を覚悟し思う道を進むから、彼女を抱いてしまうと、心に躊躇いが生まれる。
彼女も、身体の関係ができると、哀しみが強くなる。
そんな風に考えたのではないでしょうか?
愛しているのに結ばれないもどかしさを、観客は感じるでしょうが。

2016/03/12 10:28:27

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