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たゆたえど、沈まず
鼻呼吸、続けています
2016年03月10日
テーマ:テーマ無し
今朝は寒かったですね。久しぶりに寒いと応えるのかな。前日からの雨のせいもあるけれど、少し体調が悪いです。
「健康は呼吸で決まる」という古本を読んでいて気になった文章を以下に引用します。
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普通は酸素による燃焼でエネルギーを得ます。これが呼吸です。
体内で血球が中心となって酸素を消費してエネルギーを代謝回転する燃焼を、「組織レベルの呼吸」とか「組織呼吸」とか「内呼吸」と呼びます。東洋医学では、これを「内気功」といいます。これに対して、空気から酸素を取り入れる肺までの呼吸を「外呼吸」と呼び、東洋医学では「外気功」と呼んでいます。
今日の呼吸器の専門医は肺しか診察しません。だから喘息ひとつ治せないのです。肺だけで呼吸している訳ではないのに、肺しか診ない。
外呼吸のための器官、すなわち呼吸器は鼻孔から、鼻腔、副鼻腔、さらに耳管と内耳を含み、喉頭、気管、肺までが含まれます。これほど基本的なことを世界中の専門医がド忘れしているから、治る病気も治せなくなるのです。鼻孔から肺に至る空気の通り道は、人類の進化をさかのぼると原子脊椎動物のエラ呼吸器に由来しています。だから鼻の孔から肺胞までの、呼吸器官の全てを扱えば呼吸器疾患の最も基本的な喘息すら治せないといった専門医の誤りは起きなかったはずです。
鼻は気道、つまり呼吸器の一部で、口は食べ物の入り口です。したがって口呼吸をしているか鼻呼吸をしているかによって喉頭や肺やリンパ系の疾患の多くが決まるのです。
肺炎の一種で肺胞と肺胞の間(間質)の結合組織に炎症が生じる間質性肺炎の患者さんを詳しく診察してみると、喘息の患者さんと同様に全員が必ず口呼吸をしています。
間質性肺炎のことは内科の教科書にも100%口呼吸と書かれていますが、その原因は不明と記されています。鼻も呼吸器の一部であることを考えないから、このようなことになるのです。
もしも鼻を呼吸器の最も大切な入り口として扱えば、その原因が呼吸器ではなく、食べ物の入り口で呼吸する「口呼吸」にあることはすぐにわかるはずです。
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以上が引用です
口呼吸をするのは哺乳類では人間だけで、お猿さんもしないそうです。
私はCOPDの原因は大気汚染だと思っています。私が発症の引き金になったのは都心の繁華街でマンション暮らしを15年ほどやったことです。洗濯物を外で干すとホコリと排気ガスで黒くなり乾燥機しか使えませんでしたし、エアコンの掃除たるやびっくりするくらい真っ黒でした。おまけにヘビースモーカーでしたから肺のダメージは大きかったと思います。
女房の知人がCOPDになり転地療法を勧められて半年ほど田舎の別荘で暮らしたら咳もたんも出なくなったそうで、私の身近にいる90歳のCOPDのお爺さんは酸素を断り部屋の中で空気清浄機を3台置いて生活していますが、かなり症状が楽になったと言います。
きれいな空気で住めたらいい養生になることは実証済みです。
口呼吸をすれば汚染され雑菌がいっぱいいる大気を直接吸い、喉から肺胞の隅々まで汚染されたばい菌いっぱいの外気に直接晒すことになります。
そんなことを考えると私の体はよく耐えてきたと申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
鼻呼吸の本を読んでいると鼻の構造は空気を吸うためと匂いを嗅ぐためになりますが、鼻孔から気道まで15センチほどの距離の中に複雑な設計を神様がなさり、鼻は加湿器付き空気清浄機と言ってもいいほどの精密機械のようです。
私の女房が観察するに、昼寝中の私は完全な口呼吸をらしく気持ち良さそうに鼾をかいているようで、おそらく夜寝る時も口呼吸なんだと思います。
肺への悪影響は避けたほうがいいと思い鼻呼吸の努力をするようにしたわけです
まだ始めて10日ほどですが、少しでも肺を汚さないようにこの方法は続けようと思っています。
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