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たゆたえど、沈まず

鼻呼吸と口呼吸 

2016年02月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

数日前に女房の母が入院することになり、実家の冷蔵庫の中身を全部家に持ち帰りました。しばらくはこれらの食材を食べねばなりません。1日一食だったり2食だったり不規則です。


今回風邪をひいたことの反省というか、息苦しさの中で、気道の炎症というのが気になり何とか改善する方法はないかと気にしていましたが、本屋で立ち読みしているうちに西原克成氏の本を見つけました。(病気の8割は腸とミトコンドリアで治る)という本でしたが面白いことが書いてあるので、私のいつもの習慣でAmazonで彼の古本を探し5冊ほど読みました。
中に興味を持った一文があったのです。
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口呼吸は小児ぜんそくをひきおこすだけではない。多くの病気の原因になっていてーーーー
呼吸器関係の病気に限ってみても、気管支ぜんそく、風邪症候群、肺炎、間質性肺炎、膠原病肺、気管支拡張症、びまん性気管支炎、肺結核、非定型抗酸菌症、自然気胸、睡眠時無呼吸症候群、過換気症候群、サルコイドーシス、呼吸不全など、これらすべての疾患が口呼吸を原因にして起こっている。           
              西原克成著  「アレルギー体質は口呼吸が原因だった 」より
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この先生は鼻呼吸の大切さを盛んに力説していて難病の処方の柱に鼻呼吸を位置付けているのだ。
鼻呼吸について色々書いている中で一文を紹介すると
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鼻は匂いを嗅ぎ取る単なる空気の通り道ではない。むしろ生命進化が作り上げた精巧なエアコンディショナーであり、からだを守る生体防衛システムなのである。
空気中には無数の病原体やごみ、ホコリがまじっているが、鼻はその空気をろ過し、清浄にする働きがある。鼻の気道表面には細かな毛(繊毛)が生えていて、そこには絶えず粘液が流れている。この濡れた繊毛がホコリやダニの死骸などを吸着し、鼻水として体外に運び出しているのだ。
さらに、鼻の穴から喉、つまり、咽喉までの気道の周辺には多数の腔胴(副鼻腔)という穴があって、その穴を通ることで、吸い込んだ空気は適正な湿度になる。その長さはわずか15センチ足らずだが、この仕組みがあるおかげで、冷夏数十度の極寒地でも、肺や気管が「しもやけ」にならずにすむわけだ。
また、乾いた空気もそのまま入ると肺や気管にダメージを与えるので、鼻を通る間に100%近くまで加湿される。インフルエンザウイルスのように、寒くて乾燥した空気を好んで漂っている病原菌に対しては、適正な温度と大量な湿気を与えることで、ウイルスの感染を抑えているのである。
口で呼吸することは動物として、まさに掟やぶりの呼吸法なのだ。


それだけに、この掟破りは体の各方面にいろいろな悪影響を及ぼすことになる。
まず、ダメージを受けるのが気管支や肺である。もともと口は食べ物を取り入れるための器官であ李、鼻のように空気を清浄にする仕組みや、適正な温度、湿度に調整する機能などは持ち合わせていない。
したがって、病原菌まみれの汚れた空気や、冷たすぎたり乾きすぎたりした空気が、そのまま気管支や肺に流れ込むことになる。肺の最先端で大事なガス交換を受け持つ肺胞も100%加湿された空気でないとうまく呼吸できないシステムになっている。
そのため、口呼吸で加湿が十分でない空気を送られ続けると肺胞はダンメー時を受け、それだけで、喘息や間質性肺炎になってしまうのだ。
              西原克成著  「アレルギー体質は口呼吸が原因だった 」より
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果たして私たちが日ごろお世話になっている呼吸器科の専門医を自称する医者たちはこの事実を知っているんだろうか。知っていながら知らない素振りというのならまことにけしからんと思うのですが皆さんはどう思われますか。


私は通算20年間、大変空気の悪い場所で生活をし、COPDの発症も度重なる増悪も、徐々に進行した実感もこの時期と一致しています。その後試行錯誤の体験から最悪期を脱して一進一退を繰り返していますが、手応えのあるいろいろなことに出会えるようになりました。
これは私なりの努力と周囲の皆さんの温かい協力のおかげと思います。
「どうしたらいいんだろう」というテーマがあると「こうしてみたら」というヒントに出会います。しかも絶妙のタイミングで出会うのです。


私の子供の頃、みんなはな垂れ小僧でした。頭の悪い鈍な感じな子供はぽかんと口を開けていたように記憶します。ホコリの多い不潔な世界で生活していたために鼻もフル活動して鼻の機能を果たしていたに違いありません。めいっぱいはな垂れ小僧でした。
今は清潔で安全な世界に住むせいか鼻を垂らしている子はいませんが、喘息やアレルギーの子供が増えています。どうも因果関係がこのあたりに現れているように思います。
私はひょっとしたら口呼吸が多いのかもしれない、鼻呼吸の練習をしてみる価値があると思いました。
数冊の著書の中に出てくる臨床例や体験談は肺や気管支にまつわる症状の改善が目立ちます。
そう思ったら即実行がとりえです。


とりあえず薬局に飛び込んでは25ミリのテープを買い口呼吸ができないように貼って寝てみました。
朝まで保つとは思わなかったのですが、ちゃんと朝までテープは残っていました。
2日目も成功しましたので、とりあえずこの方法で鼻呼吸の練習をして様子を見たいと思います。


肺を含めた腸とか内臓系というのは基本的には腸管造血系で。呼吸による造血系の一種です。電子顕微鏡で肺胞を見るとエラと同じで赤血球造血器官です。肺は造血器なのに. それが完璧に見落とされています。
という一文を見つけ勇気をいただきました。さあやるぞという意欲満々です。
単純な男ですね。
他にもいろいろあるのですが、とりあえず鼻呼吸のみについて書きました。

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