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じいやんの日記

子供の病気と死亡 

2016年02月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:ぼやき

最近の子供の病気は60年前と様変わりしました。
乳幼児死亡率は30%強から3%弱へ低下しました。
新生児の死亡率は20%弱から2%弱へと大幅の改善されてます。
概算では、昔は、現在より10倍も死亡率が高かった。
特に50年前は古典的な感染症全盛の時代で、東大小児科の病棟は一般と隔離に分かれており、隔離入院患者は、結核やポリオが大半を占め、一般の急性疾患では肺炎や消化不良(乳児下痢症)が圧倒的だったようです。
慢性疾患はリュウマチ熱や急性腎炎など、これらも元は溶連菌など感染が背景にあるものでした。
現在はこれらの疾患は姿を消しています。
代わって多いのは白血病や悪性腫瘍、先天異常、それと未熟児(低出生体重児)などでしょう。
特に新生児・未熟児医療は小児科の重要な領域になっています。
低出生体重児が昔の倍位に増加しています。
そしてもうひとつ、50年前には考えられなかったのが、いわゆる心の問題で、摂食障害、不登校、いじめ、など心身医学的問題です。
子ども虐待も猛烈な勢いで増え、年間4万件、しかも内容も悲惨なものが多くなってきました。
また自閉症、ADHDなど行動異状、精神医学的問題の子どもが相対的に増加しました。さらに子どもの非行や犯罪も多くなっています。
団塊の世代の人達には、青鼻、しもやけ、ひび割れの子供が沢山いましたが、今ではほとんど見かけなくなりました。
しかし、アレルギーの子供が多い様です。
生活環境によって大きく変化してきたようです。
病気も高度?(難病)が増えてのか、昔は難病にかかると生存率が低く死亡していたのかもわかりません。
少子化の時代、何とか乳幼児を万全の態勢で治療してあげたいですね。
最も顕著なのが、「内縁の夫による虐待」でしょう。
私見ですが、子供は「ママを取られた気になる」夫は、血縁関係が無いし、愛おしむ期間が無かった?為に「なまいきな子供」と感じてるのではないでしょうか?
妻は愛してるけど、「他人の子供は?」なんて気持ちが、無慈悲な扱いに繋がってるのではと思います。
家族全員の気持ちを考えて、生活をスタートしなければ、悲劇が起きますよね。



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