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平成の虚無僧一路の日記

伊藤博文暗殺者「安重根」が語った伊藤の罪状 

2016年02月13日 外部ブログ記事
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1909年10月26日、伊藤博文は、ロシア蔵相ココフツォフと満州・朝鮮問題について                                 話し合うため、中国吉林省の哈爾浜(ハルビン)駅に列車で到着し、構内に降り立った                                ところを、朝鮮人の安重根(あんじゅうこん)が放った銃弾のうち3発を受けて死亡した。                伊藤博文は、1905年11月に、韓国を事実上保護国とする第二次日韓協約(乙巳(いつし)                            保護条約)の締結を韓国政府に強要し、12月初代の統監(韓国統監)に就任して、                                           日本の韓国支配に道筋をつけた人物であった。暗殺された時は、韓国統の職を辞し                                       た後で、日本の貴族院議員で枢密院議長であった。
さて、暗殺者の「安重根」が裁判で申し述べて、暗殺の理由。伊藤博文の罪状の中に 
 「今ヲ去ル四十二年前、現日本皇帝ノ御父君ニ当ラセラル御方ヲ伊藤サンガ失イマシタ。                                 ソノ事ハミナ韓国民ガ知ッテオリマス」と。
由々しき発言である。「現日本皇帝の父君」であるから、明治天皇の父「孝明天皇」であろう。                               そのことを韓国の人は、みな知っている」という。誰が安重根に吹き込んだのだろうか。
ここで出てくるのが、後藤新平が黒幕で、伊藤博文を殺したという説。
 

今ヨリ十年バカリ前、伊藤サンノ指揮ニテ韓国王妃ヲ殺害シマシタ。
今ヨリ五年前、伊藤サンハ兵力ヲ以ッテ五カ条ノ条約ヲ締結セラレマシタガ、ソレハミナ韓国ニトリテハ非常ナル不利益ノ箇条デアリマス。
今ヨリ三年前、伊藤サンガ締結セラレマシタ十二ケ条ノ条約[注 37]ハ、イズレモ韓国ニトリ軍隊上非常ナル不利益ノ事柄デアリマシタ。
伊藤サンハ強イテ韓国皇帝ノ廃位ヲ図リマシタ。
韓国ノ兵隊ハ伊藤サンノタメニ解散セシメラレマシタ。
条約締結ニツキ、韓国民ガイキドオリ義兵ガ起リマシタガ、ソノ関係上、伊藤サンハ韓国ノ良民ヲ多数殺サセマシタ。
韓国ノ政治、ソノ他ノ権利ヲ奪イマシタ。
韓国ノ学校ニ用イタル良好ナル教科書ヲ伊藤サンノ指示ノモトニ焼却シマシタ。
韓国人民ニ新聞ノ購読ヲ禁ジマシタ。
ナンラアテルベキ金ナキニモカカワラズ、性質ノヨロシカラザル韓国官吏ニ金ヲ与ヘ、韓国民ニナンラノ事モ知ラシメズシテ終ニ第一銀行券ヲ発行シテオリマス。
韓国民ノ負担ニ帰スベキ国債二千三百万円ヲ募リ、コレヲ韓国民ニ知ラシメズシテ、ソノ金ハ官吏間ニオイテ勝手ニ処分シタリトモ聞き、マタ土地ヲ奪リシタメナリトスト聞キマシタ。コレ韓国民ニトリテハ非常ナル不利益ノ事デアリマス。
伊藤サンハ東洋ノ平和ヲ攪乱シマシタ。ソノ訳ト申スハ、日露戦争当時ヨリ、東洋平和維持ナリト言イツツ、韓皇帝ヲ廃シ、当初ノ宣言トハコトゴトク反対ノ結果ヲ見ルニ至リ、韓国民二千万ミナ憤慨シテオリマス。
韓国ノ欲セザルニモカカワラズ、伊藤サンハ韓国保護ニ名ヲ借リ、韓国政府ノ一部ノ者ト意思ヲ通ジ、韓国ニ不利益ナル施設ヲ致シテオリマス。
今ヲ去ル四十二年前、現日本皇帝ノ御父君ニ当ラセラル御方ヲ伊藤サンガ失イマシタ。ソノ事ハミナ韓国民ガ知ッテオリマス。
伊藤サンハ、韓国民ガ憤慨シオルニモカカワラズ、日本皇帝ヤ、ソノ他世界各国ニ対シ、韓国ハ無事ナリト言ウテ欺イテオリマス。

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