津軽のふるさと・冬の雨

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2016年02月13日ナビトモブログ記事
テーマ：津軽

　青森県は、大別して、日本海側の津軽と太平洋側の南部に分かれる。

　津軽と南部を分けるのは、県の中央部を走る八甲田山系だ。雪雲が八甲田山にぶつかるため、津軽は雪が多いが、太平洋側の南部は、仙台のように、雪は非常に少ない。

　今年の津軽の冬は、雪がドカッと降ることはない。ドカッとは降らず、そこそこ降るのだが、降らない時に、期待するほど融けてくれない。結果、降雪の割に、結構な積雪深が続いている。

　昨日の2月12日は、曇りで、今の時期には珍しく、最高気温が9℃もあったが、雪が硬くなっているため、1cmしか融けてくれなかった。

　そして、今日の土曜日、2月13日は、これまた今の時期には珍しく、雨降りで、最高気温が11℃もある。今朝方の積雪深は、80cmあったが、13時現在では、4cm減って76cmだ。平年の積雪深は82cmだから、平年比93％である。

　この後は、雨降りが続き、夜は曇りだ。おそらく、積雪深は、70cmを切るだろう。

　明日の日曜日、2月14日は、これまた、雨降りで、最高気温が11℃との予報が出ている。この調子でいけば、雪は更に融け、おそらく、積雪深は、50cm台になるだろう。

　問題は、2月13日及び14日と続く雨降りの後だ。予報では、2月15日の月曜日は、雪である。

　津軽では、冬の雨降りの後、「あまがえし」が来ることを恐れる。あまがえし＝雨返しであり、天候が荒れることを指す。雨の後、単に雪が降るのではなく、猛烈に風が強く吹雪く悪天候になることがあるのだ。

　さて、今回はどうなるか。土曜日、日曜日は、買い物に出かける。2月15日の月曜日は、家の中にいて、悪天候をやり過ごす。

　現役の働き人は大変だが、こちとらシニアだ。シニアの特権とやらを決め込むことにしよう。

　しかし、冬の天候よ、できるだけお手柔らかに頼むよ。みんなの幸せのために。

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