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水と油を混ぜた燃料?燃えるの? 

2016年02月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



エマルジョン(エマルション燃料)とは?

分散質・分散媒が共に液体である分散系溶液のことです
マヨネーズ・木工用接着剤・アクリル絵具・写真フィルムの感光層・アスファルト舗装のシール剤が挙げられる
分離している2つの液体をエマルションにすることを乳化といい、乳化する作用を持つ物質を乳化剤という










エマルジョン燃料(ネットより画像引用)

エマルジョン燃料
燃料油に水と界面活性剤を添加し、機械的に攪拌してオイル中に水を分散させた燃料です
ボイラー用に使用されるエマルジョン燃料と、ジーゼルエンジン用に使用されるエマルジョン燃料の二種類がある
使用燃料が大幅に削減され、燃料が削減された分だけ二酸化炭素が削減されるので、環境に良い燃料です
窒素酸化物や粒子状物質の発生も抑え、環境負荷を低減させる効果もあります

エマルジョン燃料の性状
A重油(カフェオーレ色)、C重油、黒色、灯油・軽油(乳白色の液体)
分離してしまう水粒子を、油の膜層が界面活性剤を介在としてくるんでいます
エマルジョン燃料の性質は水と混合する燃料によって様々です

エマルジョン燃料のメカニズム
ボイラーが従来使用していた油に水と界面活性剤を加えてエマルジョン燃料を製造して使用する
 ☆A重油を使用しているボイラーはA重油エマルジョンを製造して使用する
エマルジョン燃料では、軽油と比較して窒素酸化物排出量が60%%減少、PMの発生量は90%まで低減された
排出ガスを浄化する装置への負荷減少にも効果がある

エマルジョン燃料の燃焼効果
水を包んでいる外側の油が燃え、中の水が微爆発することにより、微粒子化し完全燃焼をして燃焼効率が上げる
燃料の絶対量が減るため、過剰空気も少なくて済む
大きな熱エネルギーを持つ排気ガスがゆっくり排出されることになるため潜熱の損出が減る効果がある

エマルジョン燃料の現状
混合比率は、油分の種類や界面活性剤の選択なども条件にからんでおり、使用目的と使用環境により決定される
一般的には燃料:水は、70:30、75:25等です   
技術の進歩により、油水分離を起こさないエマルジョン燃料の製造が可能となった
エマルジョン燃料は、3ヶ月程度品質を保持するため貯蔵が可能となった

エマルジョン燃料の品質要件
エマルジョン燃料は現状のボイラーを改造せず使用される
エマルジョン燃料製造後分離して下層に水が出ないかどうか目視チェックし使用する

エマルジョン燃料の製造会社
Eneco Holdings 株式会社

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