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たゆたえど、沈まず

たかが配達、されど配達 

2016年01月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

久しぶりに銭湯に行った。銭湯に行くと私は大浴場の縁に座り両手両足のキクチ体操をする。ゆっくり丁寧に回数を多めにやると30分ぐらいかかるが、汗びっしょりになる。
キクチ体操をやりながら周囲の人たちを観察する。色々な世代の人がいるが、主に観察するのは体形である。それまでの人生の刻印が肉体に刻まれている。けっこう面白いのだ。
日ごろ加圧トレーニングをやっているので筋肉を中心に見る。鍛えた体、鍛えてない体、衰えたからだ、ピチピチしたからだ。衰えた体は正直言って無惨ですね。
猫背で下腹がポッコリでお尻が垂れています。裸になると見られたもんじゃないですね(笑)
歳は取りたくないとつくづく思います。
60歳から新聞配達をやっています。私は高度成長時代のモーレツビジネスマンで、典型的な夜型都会人間です。そこから朝型の百姓に脱皮しようと四苦八苦して始めた新聞配達。
夜中の2時3時に寝るのが当たり前だった男が3時に起きる生活に一気に切り替えたのです。
意思と努力じゃむづかしいことが小さいながらも社会の一員として組織に入れば問答無用であっという間に朝型人間に生まれ変わりました。
半年ほど経った頃に人手不足の郵便局から手伝ってもらえないかと話がありました。
午前中だけでいいからというので郵便配達も始めました。
朝の3時から6時まで新聞配達配達、8時から12時まで郵便配達も、午後は近くで借りた畑で百姓という生活でした。途中でCOPDを発症しましたが配達という仕事は戸口から戸口はバイクで移動しますから車椅子と同じです、しかもほとんど歩かずに済みます。
畑はやれなくなりましたが車椅子に乗りながら配達しているのと同じです。この配達という仕事が私を救いました。バイクは高校生の頃から乗っています。50近くになってもナナハンに乗っていました。配達に使う50ccのバイクは鼻クソみたいなもので苦もなく自在に操れます。芸は身を助けるとはまさにこのことです。
この配達という仕事が私を救いました。増悪で倒れても女房が送迎をしてくれれば配達ができました。配達の後はスーパーに買い物によると実際に車椅子に乗せてもらっていたのです。駐車場まで車椅子を持ってきてもらい女房に押してもらわなければ息が切れてうごけないのです。それでも配達ができました。
郵便配達は年齢制限でクビになりましたが代わりにヤマトのメール便を手伝いました。
それも70歳で切り上げましたが新聞配達だけ残しました。
これだけは続けられる限り続けたいと思います。早寝早起き、朝の三時に起きて1日が始まるリズムは手放さないほうがいいと思っています。

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