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猫にかまけて  町田 康 

2010年04月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


猫にかまけて町田 康講談社このアイテムの詳細を見る

これ図書館に返さなくちゃいけない本なのが残念。
手元に置いておきたい。
も〜う猫への思いがむちゃくちゃ伝わってくる。
確かに猫にかまいすぎの日常だろう。
作家でロッカーで我ら勤め人よりよっぽど猫と過ごす時間が多そうで、うらやましい限り。
写真がまたいいわ〜
可愛くて可愛くて仕方がない人の目線でシャッターが押されている。
元気でやんちゃで家や服をぼろぼろにされて、それでもそうする猫が愛おしい。
私の猫バカ基準に隅から隅までぴったんこ。
町田 康ってちょっと軽佻文体が合わない気がして(自分の事は棚に上げて)避けていたけど、
なかなかどうして森羅万象を深〜〜いところで感じている人だった。
すっかりファンになってYouTnbe探しまくり。彼の曲なんか聞いたこともなかった。
食わず嫌いはいけないにゃん=^_^=
ロックは密かに聞いておいて、本に出てきた猫たちの方をここに置いておこう。


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最初から病気の拾い猫のヘッケ。22歳の誕生日に召されたココア。
看取りが克明に書かれていて、我が家猫の死の間際と重ねて合わせた。
人間よりは長く生きない猫と言う存在。それに相対する人と言う存在。
あとがきにまた深く同調した。以下、あとがきより抜粋

   …私には猫は人間よりも優れていて、
   神仏に近い存在であるようにみえてならないのだ。
   人間の利己的な欲望の犠牲になっている弱いもの、小さいもののまなざしは
   私たちを試すまなざしではないだろうか?

幼き者の目を覆いたい虐待が連日報じられる今、
人はいつの間に犬畜生にも劣ってきたのかと思う。
小さきもののまなざしは
物に優劣をつけて奢り高ぶって利己的な振る舞いをする私をじっとみているのかもしれない。
まさに、神仏の目。

今朝もPCに向かって駄文を打っている愚かなる飼い主の
真横にぴったんこして安心しきって寝ている猫たちを
ちょっとウルウル目で見てしまった。
ちゅんちゅんとモコ、何かの縁でウチの猫になってくれてありがとう



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