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心の軌跡

明け方に携帯が・・・ 

2015年11月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



朝の5時過ぎに

携帯が鳴りました。


何事かと思い

発信先を見ると

母親の携帯からです。


「もしもし もしもし・・・」と

しゃべりかけると

「でたぁ・・・」という母親の声

続いて父に代わり

「すぐに来てくれぇ。」と

とてもあわてたげに

言います。


私はパジャマのまま外に飛び出すと

父が外でうろうろしていて

「早く。」と

手招きします。


(さては母親に何かあったのか。)と

私は急いで母親のいる部屋に

入りました。


すると

母が

床に

寝っ転がっています。


「どうしたん?」と聞くと

「うんこが出たくなったから簡易トイレに座らせと言ってきかんのやぁ。わしがおしめにしたらええと言ってもきかんのやぁ・・・」と

父が困惑したように言います。


どうやら

無理やり簡易トイレに座ったものの

思うように出ず

ベッドに戻ろうとしたけれど

父の力ではどうにもならず

そうこうしているうちに

床に滑り落ちて

その時に

便が出たようです。


床に敷いていたカーペットには

便がついて

その横に

母は何も出来ずに

転がっています。


父は

なすすべがなく

うちに電話したものの

固定電話は2階にはないので

私たちは気づかず

母の携帯からかけたようです。


私は

その状態を見た瞬間

ほんとうに ほんとうに

何とも言えない気持ちになりました。


なぜ父の言うことを聞かないの?

私がいる時でも

簡易トイレに座るのは難しいのに

なんでそれを父にさせるの?

まして

便が出そうな時に

そんなことしていたら

どんなことになるか

わかるというものでしょ・・・


そんなことを心の中で叫びながら

後始末をし(すごく大変だった)

母をベッドに上げるのは

私と父とでも無理なので

夫を呼び

やっとベッドに寝させることが

できました。


「ごめんねぇ・・・もう二度としないから・・・」と言う母に


「あなたの二度と・・・という言葉はもう信じません。今までそれを何十回も聞いたけど,また同じ事を繰り返しているじゃないの。」と

言い放ってしまいました。


今日ばかりは・・・

(もう家で看るのは無理かな。)と

思ってしまいました。


父は

こんな調子で

もう何日も

まともに寝ていないはずです。


そのうち

父も倒れないかと

そちらの方が

心配です。


認知症なら

それもまたしかたないと思うのだけれど

頭はいたってまともです。

携帯も母が操作して

それを父に渡して

話をさせたんです。


こんな状態の母を

かわいそうと思う気持ちよりも

なんでこんなにわがままなんだろう(周りの者に対する気遣いが全くない)・・・という気持ちの方が

強くなってます。


一時「痛い 痛い。」と言うことがなくなっていたのに

また最近

「痛い 痛い」と

言い出しました。


どっちがほんとうなのか

もうよくわかりません。


「ごめんな ごめんな・・・」と

父が言うのを聞くと

胸が締めつけられます。


お父さん

あなたの方こそ

大変だったでしょうに・・・



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