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色、色々 

2015年10月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


空色ってこんな色。

今朝の空は、まさに、秋の空です。


洗濯物を干しながら、雲ひとつない天空を嬉しく見ました。


小さい月がうっすらと高い位置にいました。


人は色と言う概念を持てる感性があるお陰で随分と豊かな情感が得られている


なあと、空や森を見てつくづく感じています。


白黒しか識別できないならば、お花は美しいと感じたでしょうか。


紅葉なんて言葉もなかった事でしょう。


人間は色を識別できるから、水墨画や書に芸術を感じる事ができる。


洗濯物を干しながらそんな愚かな事を考えます。


。。。。。。。。。。。。。。





一昨日、出かける事があって、泥染の大島紬を出しました。


この品は遺品として反物で頂きました。


手織りです。 織り手の名前も記されていました。





高価なものほど仕立て代もお高くて、私としては予期せぬ散財。


仕立ててから、もう8年位経ったでしょうか。


仕立てて、袖を通さぬままタンスの肥やしでした。


大島紬は、贅沢な品です。


かと言って、格式はというと、訪問着や付け下げには及びません。


結局キャジュヤルな時のものです。


泥染の色は色白でない私の顔には似合いません。



手織りには人の思いが紡がれています。


来る日も来る日も、機織機に向かって無言の女の喜び、悲しみ、嘆きなど様々な


思いが込められて織り上がります。


そんな事を思うと、機織の女性の思い、反物を買っただけで仕立てもせず


世を去った持ち主の思いも飲み込んでいます。


一度は着なければと思いながら、長らくタンスの中で眠っていました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。


そして、この夏、次兄のお嫁さんから着物をもらって欲しいと連絡。


義姉のお母さんは京都の着道楽さんで着物持ちです。


極小柄な方だったので、着物は頂いても仕立て直す甲斐性は私にはありません。


それでは、せめて反物でもという訳でまたまた大島紬を形見に頂きました。



素晴らしい大島紬でした。


もう今では、機械織りが主流です。


このような織り手の名前がある品は芸術品です。


猫に小判です。


どうしましょう。






。。。。。。。。。。。。。。。


今回、泥染には帯を選ぶと言うことを知りました。


前日から似合う帯を選んでいましたが、着てみると実際には、


帯がよりそわなかった。


一度は着て、鏡の前に立って、ダメダメ、また別の普段着の帯に結び直した。


満足した訳ではないけれど、時間が迫っているので、


そのまま出かけたのでした。

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