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希望を抱けた『キングスマン』 

2015年09月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


最近、観た洋画はぼくにとって三作ともパッとしなかった。「ジュラシック・ワールド」は、内容が子供向けのおこちゃま映画だと思った。トムクルーズの「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」は、飛行機のドアぶら下がりアクションにハラハラしたものの、観たことのあるアクションの寄せ集めに思えて、退屈した。「ターミネーター:新起動/ジェニシスは、ひたすら眠けを誘う映画だった。でも、三作とも興行的には成功しているし、みんなの感想をのぞいても良い評価を得ている。そうすると自分自身の感性にぎもんが湧いてくる。前にも何度か思ったものだが、ひょっとして、もうアクション系の映画を楽しめない脳になってしまったかと・・・・あるいは、いろんな映画を観すぎてどんなアクションを観ても既視感にとらわれるのも無理ないかなと・・・・。そんな不安を持ちつつもダメ押しのごとく、スパイ・アクション映画の「キングスマン」を観た。これが実に面白かった。「ジュラシック・ワールド」「ミッション:インポッシブル」「ターミネーター」の三作が束になってかかってきても負けないくらいの面白さと新しさがそこにあった。高そうなスーツと、紳士的な雰囲気が抜群のコリン・ファース演じるハリー・ハート。彼は一見、強そうに見えない高級テーラーの中年の仕立て職人、実は地下の秘密組織で活躍する諜報組織キングスマンの凄腕スパイだ。ハリー・ハートは過去に自分の同僚を仕事で失っている。その亡くなった同僚の息子・エグジーを不良から守るために、彼らのたまり場でのバーにて、実にあざやかな戦いをみせる。傘を使った弾避けと時おり、ストップモーションで魅せるアクロバットな攻撃の面白さ。また、同僚の息子・エグジーは、母親に暴力を振るう情夫に、いいように手先に使われ、屈辱的な不遇な環境で生きている。そして、さえない友人とつるんでうさを晴らしている街のチンピラだ。そんなダメな男がハリーの薦めでスパイになりエリート達を抜きんでて活躍する意外さ。合間、合間に入っているユーモアと共にとてもよくできたストーリだと思った。主役を演じたコリンファースは「英国王のスピーチ」でアカデミー主演男優賞を受賞している。「キングスマン」での役とあまりに印象が違って、「英国王のスピーチ」に出ていた俳優とは調べるまで気が付かなかった。ヴォーン監督は、コリンファースに関してこのように述べている。「コリンに会った時、僕たちにとって唯一懸念していたのは、アクションヒーローになりきることができるかということだった。すると彼はトレーニングをやると言ってくれた。そして実際にそうしてくれたおかげで、見事に演じてくれた。 コリンがこの役を演じてくれて光栄だった」と振り返る。この面白さは、まだまだアクション映画にもぼくの心を熱くさせるものがあるのだという希望が抱けた。本作は、公開されている国々で絶賛を集め、現在、ヴォーン監督は続編の脚本を執筆しており、そこには日本も登場するとの事。当監督の前作、「キック・アス」と並ぶ実に斬新なアクション映画がまた1本誕生した。参照:監督が断言。『キングスマン』続編の舞台は日本!

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