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心の軌跡

しばらくの間お休みするつもりが・・・　

2015年08月21日 外部ブログ記事
テーマ：テーマ無し



昨夜

しばらくの間ブログを休もうと

思っていたんです。


今朝

ブログを起ち上げて

「しばらくの間・・・」って書こうとして

手が止まってしまいました。


それで

一旦パソコンを閉じて

母の所に行って・・・

またいろいろとあって・・・


(あぁ，今日も1日こんな状態で始まった。)と

気持ちは地べたを這い回っていましたが

予定通り美容院に行き

髪を染めてカットしたら

少し気分が

上向きになりました。


やっぱり

自分のことだけを考えたり

したりすることは

大切だなあと

つくづく思いました。


ところで

両親のことで

最近思うことがあります。


母がこんな状態になるまでは

父と母は

仲が悪く

大声で父が怒鳴り

それで母が泣いて

プチ家出(我が家に避難)をした後は

何日も話さないという

そんな冷たい?関係の夫婦でした。


それが

母が腰を骨折し

それから坂道を転がるごとく母の状態が悪くなってからは

父は

なんだかんだい言いながら

母の世話をし

家事もするようになり

そして

何より変わったのは

父と母が

よく話をするようになったことです。


食事中の会話が

我が家に時折聞こえてきます。

母は耳が悪いので

父は大きな声で

母にしゃべります。


それに対して

母はぼそぼそとしゃべります。


聞き取りにくいので

父は「何や?聞こえんで。」と

これまた大きな声で言います。


以前の母なら

これでプチンと切れて

もう二度としゃべろうとしないのですが

今はへらへらと笑い

「これ以上声が出ん。」と

言います。


今朝は

父が母に

「わがままなんやぁ。」と言ったそうです。

それを母は

ちょっと認め

「でもなぁ，私は周りの人のことを考えて考えて・・・それで自分の思い通りにしてきた。」と

意味がよくわからないようなことを

言ってましたが

それでもこうして二人が会話するなんて

私にはほんとうに驚きです。


夫婦の会話は

時に

相手にとって

いやなものも

含まれると思うんです。

それを素直に受け入れられるかどうかということは

二人の信頼関係の深さに

関係していると

思います。


ほんのちょっととだけ

そういう関係ができつつあるのかなと

感じる今日この頃です。


父が母を介護することで

母は父に対して「感謝」の気持ちを抱くようになりました。

一方父は母に頼られて

(自分がしっかり守ってやらんといかん。)と

思うようになりました。


母の身に起こったことは

とても辛いことであったとは思うけれど

それがこうした信頼関係を気づくための起爆剤になったんだとしたら・・・

長い人生の中で

必ずしも不幸な出来事とは

いえないかもしれません。


声の大きさの違う

時に内容のちぐはぐした会話が

隣の家から

聞こえてくるたび

以前の私なら

(また喧嘩かぁ・・・)と

思わず耳をふさいでいましたが

最近は

その会話を楽しく聞いています。



いろんなことが・・・

でも

それがいつか笑い話になることを期待して・・・





やっぱりこうして

長々とブログを書いてしまった私です。(^_-)-☆




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