風を奏でて

終戦記念日 

2015年08月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




今朝の新聞です

ポストから取り出して
一瞬 当時に遡ったような感覚になった

私が生まれるずっと前のことだけど
教科書や映画 ドラマといった
そういうことでしか 戦争のことは知らない

この新聞は 市民の人が
自宅から見つけ
地元新聞社に渡されたものを
今回 拡大して
今日の新聞に掲載された

宇都宮も大空襲があった
他の所でもそうだったはずだし
兵隊さんばかりが 戦争していたわけではなく
その土地に暮らす 子供や女性もまた
その悲惨な現実を目の当たりにしてきてる

日本ばかりが被害者でも加害者ではない
戦争をしていた
いまもまた 続いている どこかの国のひとたちもまた
同じなのです

人の命を 命とも思わない考え
殺せ殺せと 皆が叫ぶ
国のために命を捧ぐこと
これは 当時 誇りでもあったけど
すべての人が そう思っていたとは限らない

死にたくないなんて言葉は
云いたくても云えない時代
云えば 非国民だと云われてしまう

自分の本当の気持ちを押し殺して
いや もしかすると そんな感情すら
感じることが出来ない精神状態だったかもしれない

戦争が終わっても
全て ほっとできるわけでもなく
本当に 心から終わったと思えたのは
いつからだったのだろうと思う

色々 あれはどうだったんだろうか?とか
女の人たちは どうしていたのだろうとか
あまり 焦点が向けられない
そういったことにも 気になる

語られる事だけが 全てではない
それでも 云えないこともあるはずなんだ

それでも
思うのは 戦争は人として
やることではないということ
争いからは 何も得られない

どちらも 傷つく
心も体も…

世界中が 戦争のない時が
必ず来てほしいと
願うばかりです

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