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小春日和♪ときどき信州

本・中島京子「長いお別れ」 

2015年08月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 読書備忘録 



 内容紹介
帰り道は忘れても、難読漢字はすらすらわかる。
妻の名前を言えなくても、顔を見れば、安心しきった顔をする――。
東家の大黒柱、東昇平はかつて区立中学の校長や公立図書館の館長をつとめたが、十年ほど前から認知症を患っている。長年連れ添った妻・曜子とふたり暮らし、娘が三人。孫もいる。
“少しずつ記憶をなくして、ゆっくりゆっくり遠ざかって行く”といわれる認知症。ある言葉が予想もつかない別の言葉と入れ替わってしまう、迷子になって遊園地へまよいこむ、入れ歯の頻繁な紛失と出現、記憶の混濁--日々起きる不測の事態に右往左往するひとつの家族の姿を通じて、終末のひとつの幸福が描き出される。著者独特の やわらかなユーモアが光る傑作連作集。


               

メリーゴーランドのお話からどうなっていくのだろう?引き込まれる。その前に表紙でやられた。

十年前に、友達の集まりに行こうとして場所がわからなくなったのが最初・・・少しずつ記憶をなくして、ゆっくりゆっくり遠ざかって行く・・・長いお別れ・・・別れは突然ではなく、少しずつ訪れる。

フレンズ
昇平の大親友のお通夜で級友達とのがちぐはぐなのだけれど、妙に通じちゃったりして・・・

つながらないものたち
お薬を飲む飲まない、飲んだ飲んでないの繰り返し
たまたま見ていた時代劇専門チャンネルで「殿、お薬でございます」と言って、毒薬を飲ませているのが目に入った。

入れ歯をめぐる冒険
工藤晴夫の母の雅子からヒミツにもらったもの・・・おーそれでしたか。
ディサービスで誰かにあげてきちゃったんじゃないの?孫の推理はすごかった。

とても大変なのに明るい。クスッと笑ってしまう。

最後の・・・
QOL
最終的に家族は決断する。
私も同じだっ!

こういうお別れもあるんだね。
ただ、娘が三人もいるからね・・・それはそれ、これはこれ!我が家はどうだろう?なんて思わなければ・・・いいお話をありがとう。


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