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心 どまり
七夕のないしょ話
2015年07月06日
テーマ:季節
少々勿体ぶったお題ですが、他愛ない話です。
がっかりさせてしまいましたらごめんなさい。
四季を問わず夜空を見上げますと、古から変わらぬであろう美くしさに、見飽きる事は有りません。
煌めく星を眺めておりますと、誕生と消滅を繰り返しながら、日々膨張し続ける宇宙の果てに想いを馳せてしまいます。
地球から見る星空は平面的で、星々の遠近感を地上から肉眼で推し測る事は、粗不可能です。
天の川の対岸に位置している様に見える彦星(牽牛星・アルタイル[鷲座])と織姫星(織女星・ベガ[琴座])を例に挙げてみましても、『ベガ』は地球から25光年、『アルタイル』は16光年の距離にあり、二つの星は9光年も離れているのです。
又、『夏の大三角』のもう一つの星、白鳥座の『デネブ』は3200光年(一説では1600光年)も離れているにも関わらず、神話の世界ではとても親密な関係にあります。
その様な現実的な話はさて置き、七夕の宵はひと夜の逢瀬の物語に、酔いしれてみては如何でしょうか?
『七夕の物語』は、皆様も良くご存じの事と思います。
一般的に知られている物語の他に、七夕の夜の『雨』に纏わるお話もあります。
一年に一度の逢瀬を許された七夕の日に雨が降りますと、天の川の水が溢れ渡れなくなります。
逢えない悲しみに織姫が流した『涙雨』とも・・・
雨が降り水かさが増して川を渡る事が出来ずに、悲しむ二人を助けてくれるのが、白鳥座の『デネブ』なのです。
『デネブ』はギリシャ神話では、大神ゼウスが変身した白鳥の『尾』を意味しますが、中国では織姫と彦星の『愛のキューピット』なのです。
天の川の川岸で、渡る事が出来ずに、途方に暮れるふたりの前に、何処からともなくやって来たカササギの群れが、天の川の中に翼を連ねて橋となり、ふたりを逢わせてくれるのです。
其のカササギが、『デネブ』の化身なのです。
又、此のお話の他に、真逆な言い伝えもあります。
恋焦がれた彦星に逢えた織姫の『嬉し涙』とも・・・
旧暦七月七日は、新暦ではお盆の頃に当たります。
因みに、今年(2015年)は、八月二十日になります。
当県各所の七夕祭りは、此の日前後に開催されます。
お盆後のこの頃は、日照りが続き、古の人々は水不足に苦慮していた様でした。
ですから、この時季に降る雨は、恵みの雨でした。
日本の年中行事(お祭り行事)で、一年間の重要な節句をあらわす五節句の一つの七夕様の行事は、『雨乞い』を兼ねた行事でも有ったのです。
子供の頃は、短冊に願い事を書き、折り紙で作った折鶴や提灯・輪飾りなどの七夕飾りと共に竹笹に飾り付け、庭先に立て置いた七夕飾りを、七夕様の翌早朝、父や妹弟達と近くの川に流しに行ったものでした。
例年に慣い七月最初の吉日には、今でも欠かす事無く、裏の竹林から手頃な大きさの竹を切って来て、願いを込めた七夕飾りを玄関先に飾っています。
「この川は、天の川に続いているんだよ!」
そんな父の言葉を信じていた頃が、とても懐かしく思い出されます。
現在は環境保全の為、七夕飾りを川に流す事は禁止されていますし、燃やす事も出来ませんので、塩でお清めをした後、細かくして燃えるゴミとして出します。
風情が無くなりましたね〜!虚しささえ感じます。
実は秘密なのですが、七夕飾りをゴミとして出す事に、少々の躊躇いを覚えますので、七夕飾りの笹の葉で『笹船』を一艘だけ作りまして、家の西側を流れる農業用水堀に内緒で流しています。
”願いと詫びを乗せて・・・”です。
因みに、短冊に認(したた)める『願い事』は、三つ!
毎年お決まりの、細やかなお願いです。
一つ目は、たー君(孫)と家族 & ニャンコ達の健康!
二つ目は、笑顔溢れる穏やかな日々(家庭)!
そして、三つ目の願い事は、例年でしたら、圭君(錦織圭)が怪我をしませんように!ですが、今年は、先日の怪我が軽傷で済みますように!でした。
今年も、グランドスラム全英(ウインブルドン)が開催中で、遂にベスト16が出揃いました!
昨日のミドルサンデーを挟み、本日6日(月)から再び熱戦が繰り広げられます。正に一戦々が”コート上の死闘”と呼ぶに相応しく、見応えが有り目が離せません。
連日、夢の様なカードが組まれていますので、後一週間は、寝不足の日々が続きそうです。
今年のウインブルドンは、一週間遅れの開催でしたので、例年ですと試合スケジュールのファイナル前後に来ていた七夕の日が、今年は中盤に当たります。
生憎 圭君は、脹脛筋膜炎の為棄権しましたが、早く治り8月末から始まる全米では、昨年決勝戦でチリッチに敗れ、準優勝でしたので、今年こそは、是非 優勝して欲しいものです。
星に願いを ☆ ☆ ☆
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思いだしました。
母方の実家の方では霞ヶ浦に小さな船で沖のへ行き
流してました。淋しいような、複雑な気持ちになったのを覚えてます。
今はどうしてるのか〜。
良いお話ですね。
私も圭君の大、大ファンで応援しています。
宜しく(*´∇`)ノ
感動しました。
2015/07/09 10:07:22
ありがとうございました
身に余る素敵なメッセージを頂き、有難う
ございました。
七夕には雨や曇り空が多くて、織姫と彦星が
可哀そうに思っていましたが、デネブが
助けてくれてたなんて驚きました。
なんだか、ホットして夢がつながりました。
これからは雨が降っても安心していられます(^^)
2015/07/07 15:35:46
スバラシイ
何時もスバラシイ文面感服いたします。
メルヘンチックとかけ離れた自分の場合はSF的に星を旅するロケットに乗る夢が、夢です。
風香さんと時間軸が少しずれてますが、私の時代も「ろうそく一本頂戴な」でした。いつも風香さんに記憶のトリガーを弾かれます。
tobo
2015/07/06 19:40:23
感動です
すてきなお話ですね。
七夕、クリスマスは子供心に夢を忘れないことを教えてくれました。
昨今はリアルで夢より目前の現実ですものね。
函館では7/7の七夕に「ローソク1本頂戴な」を歌いながら家々を周りが、
今じゃローソクではなくお菓子類に変わってます^^;
2015/07/06 17:25:29