メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

心の軌跡

「置いた所に鍵がないっ!」 父はパニックに・・・ 

2015年07月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



←ドイツ 「ローテンブルク」の街で見かけたおうち。すっごくかわいいですね。(車窓にて撮影)



両親の「鍵」にまつわる話です。


昨日は

父親が「デーサービス」に行く日でした。


朝,母親が病院に行っていたので

父が出かける時

自分で鍵を閉め

その鍵を「お約束」の場所に置いて

お迎えの車に乗って行ったのですが・・・


4時前

(まだ帰って来ないのかなぁ。)と思いつつ

私は夕ご飯の支度をしていました。

すると

玄関のドアを「ドンドン」と叩く音が・・・

続いて「ピン ポーン」とチャイムの鳴る音がしたので

あわてて外に出ました。


すると父は血相を変えて

「玄関の鍵がない・・・車の人たちに迷惑をかけとんやぁ・・・」と言います。

どうやら「デーサービス」のスタッフは

家の中に送り届けた人が入るまで

帰れないんだそうな。


私は「ご迷惑をかけてすみません。」と言って

帰っていただき

改めて父の話を聞きました。


「朝,置いておいた所に鍵がないんやぁ。」と言います。

私は自分の持っている鍵で開けようとすると

なんと開いてるではないの。


(あれっ?)と思って家の中に入ると

母は涼しい顔をして

自分の椅子に座っています。

「おじいさんが鍵がないってあわてていたで。」と言うと

「鍵や私がおるけんいらんやろ。玄関は開けているんやから。」と言います。

「えっ!じゃあ鍵はおばあさんが中に入れたん?」と聞くと

うんと頷きます。


それを聞いた父は

「玄関は開かんかったんやぁ。(本人はそう言い張ります)わし,みんながいやな顔するからそれが辛くて・・・もうあそこに行けんようになる・・・」と

悲壮な顔をして言います。


「なんでやぁ,玄関は開けているんやから・・・」と

母は母で怪訝な顔をします。


「でもな,自分が置いた所に鍵がなかったら誰だってあわてるやろ。朝,『鍵は中に入れておくで。玄関は開けておくで。』と言っていたらよかったかもしれんよ。」と言うと

「そんなん,私がおったら開いているのがわかっとるんやから・・・」と

母はなんで私がそう言うのか

理解できないようです。


そのうち

なんだか父と母の関係がおかしくなってきて・・・

私は「もうすんだことはいいやない。これからそうならんようにしたらええ。」と言って

引き上げました。


あれからどうなったか・・・?

とても気になるところですが・・・


このことから

私が感じたことは

父は母がいない時はこうでいたらこうで・・・と言う判断が

できません。

だから

そんなんわかっとると思うようなことも

やさしい口調でちゃんと伝えないといけないのだということです。


一方母は

以前にも触れましたが

父に対していい感情は持っていませんから

こういう出来事も「父のミス」以外の何者でもないという気持ちなのです。

それを娘の私が擁護することがいやでたまらない・・・

口には出さないけれど

そんな感情が伝わってきます。


そのたんびに

私はまた悩みの中に・・・


こうした「鍵」にまつわる出来事が

実は母が入院中にもありました。

父は「置いたはずの所に鍵がない!」ということは

恐怖なのです。

おそらく昨日もそれでパニックになったんじゃないかと

想像します。


そういうことは

母が理解するのはむずかしいかもしれません。

そして

それを私が母に説明することも・・・


昨日の何とも言えない父の顔が

今も脳裏に焼き付いて

離れません。


これからこういうことが二度と起きませんように・・・と

願うばかりです。(/−o−)/



ほのぼの日記ランキングへ

にほんブログ村

にほんブログ村

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ