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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

長い一日・・その3 

2015年07月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し
































この度の娘の来訪は、産休を涼しい北軽井沢で過ごすことが目的だったが、もう一つ大きなイベントがあった。それは、娘が妻の古稀を祝うため特別の懐石料理を予約してくれていたのだった。場所は長野県東御市布下にある「草如庵」。
 
千ヶ滝温泉でゆっくりとくつろいだ後、いったん帰宅して午後4時30分妻を乗せて東御市へと向かった。天気は二転三転、晴れたり曇ったり。
パノラマラインを通り鹿沢温泉、湯の丸高原、地蔵峠を越えて東御市に出るコースは、久しぶりに通る。もちろん娘にとっては初めての道。
湯の丸高原から東御市に至る地蔵峠は、途中の道端に100体のお地蔵さんが様々な姿かたちで現れる、つづら折れの続く山道でその景色は素晴らしい。
 
国道18号線を越えて千曲川をわたり、細い路地を行くわかりにくい道も、スマホのナビで難なく行ける、便利な世の中になった。ちょうど1時間で目的地に着いた。
築150年の古民家を利用して懐石料理の店にしている「草如庵」は、野草や山菜が主役の懐石料理。昼は3組、夜は1組だけの完全予約制。年の頃は40前後と思われる夫婦で営まれている。先付、お造り、八寸、煮物椀、炊合せ、御飯、水菓子と続く料理は、何度か経験しているが、古民家の中という独特の雰囲気と料理人夫人の服装や話しぶり、その立ち居振る舞いの見事さに感服した。懐石料理や食器、骨董などの話は妻に任せて私は、もっぱら空腹を満たすことに専念したのであったが、思わぬ娘の歓待と最後にもらったプレゼントに感激した妻の嬉しそうな笑顔につられて、私もついつい熱いものがこみ上げたのだった。
 
ちょど二年前、私の古稀の時には、大相撲に招待してくれたことも思い出され、娘の出産という二重の喜びに、心が震えるようだった。
玄関まで送ってくれた夫妻に礼をいい外へ出ると、正面の夜空に雲の合間から月の明かりが光っていた。長い一日の最後に、淡い月の明かりがほほ笑んでくれたのだ。
 
 
 

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