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絶叫カーチェイス「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 

2015年06月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


マッドマックス、今抜群に評判の良いアクション映画だ。映画雑誌でも、多くのページを使って特集を組んでいる。週刊文春のシネマチャートでは、5人評価者がいるうちの、4人がマッドマックス 怒りのデス・ロードに星(☆)5つの100点を与えている。1人、中野翠だけが100点ではないものの、それでも星8つの80点。100点で評価しているそれぞれの感想。・柴山幹朗(翻訳家)べらぼうに面白い。アクションはやはり最強の映画言語だ。空間を変容させつづける想像力の圧勝。見終えて唖然とした。・斎藤綾子(作家)ディストピアに荒れ狂う猛獣じみた車の群れ、優雅で恐ろしい見事なアクション、女たちの放つパワー、強烈に面白い。・森直人(映画評論家)凄すぎて唖然。デス・ロードは映画の最果ての地か。表現のリミッターが完全解除。地獄のロックオペラ的演出に熱狂!・洞口依子(女優)砂漠と空とマッドな車&女たちよ!冒頭から全場面への集中力はリミッター振り切る加速度!狂った神話的”車の大活劇”に恍惚!これだけ煽られれば、「見なくてはなるまい」という気にさせられてしまう。会社帰り、仕事は定時で片づけて、ぎりぎり地元の映画館のレイトショーにかけこんだ。座るなり、ちょうど映画が始まった。マックスがトカゲを生のまま、口の中に放りこんで食べてしまうところから物語りがスタートする。そこから、休みなく車の戦いが続く。土ボコリと車のデザインの斬新さ、カーチェイスには巨大スピーカーを何個も積んだトラックが伴走し、ロックを演奏し、太鼓をたたくなど、細かな演出も楽しい。ところで、会社疲れのせいなのか、映画の途中でものすごい睡魔に襲われて映画の途中、眠ってしまった。こんなに期待で胸をふくらませて観ていながら、お金を出して、劇場で眠っていたのでは世話ない。これを機会に、会社帰りに観るのはやめようと決意した。もう一度見直す必要があるようだ。それとも、前にもふと思ったのだが、『自分にはアクション映画が合わなくなっているのかなぁ?』という不安も少し湧き上がる。以下、監督のジョージ・ミラーのインタビューでの語りで印象に残ったやりとり。−−そもそも監督が『マッドマックス』シリーズで提示している、「暴走族たちがのさばる核戦争後の荒廃した近未来」という設定は、日本の『北斗の拳』などをはじめ、数多くのフォロワーを生んできたエポックなものでしたが、どういった経緯で生まれたものなのですか?ジョージ・ミラー(以下ミラー):とてもイイ質問だね! 1作目の『マッドマックス』で、マックスは警察官だ。しかし家族を失い、良き友人である同僚も失う。これらはすべてロード(道)で失われた。なぜかというと、予算が非常に少なく、街中では撮影ができなかったからなんだ。だから、誰も通らないような裏通り、人や車があまり通らない場所を選んだ。そうなると背景には必然的に崩壊寸前の廃墟がある。そこで冒頭に「今から数年後......」とテロップを出して、意識的ではなかったが、近未来の設定にしたんだ。でも、続編の『マッドマックス2』でははっきりと「世紀末」と明示した。ちなみに、『マッドマックス2』のマックスは、車に乗ったサムライというイメージなんだよ。−−この作品には世代や国境を越えて通じるものがあると思うのですが、この作品にはどういう魂が込められていますか?ミラー:35年前、1作目を一番最初に受け止めてくれたのは日本なんだ。『マッドマックス』シリーズの世界観は寓話であり、神話的な要素がある。普遍的で、時代を超えたテーマとストーリーだったんだ。舞台設定は「近未来」だけど、そこは非常に原始的な世界だ。だからこそ、誰にでもわかる普遍的なテーマがあり、国境を超えて様々な文化に響くものがある。例えば、アメリカの西部劇というのは非常に寓話的なもので、倫理観や道徳観を描いていたが、黒澤明の『七人の侍』が、『荒野の七人』としてリメイクされた。同じストーリーを違う文化が描いているんだ。これと同じように、『マッドマックス』シリーズもひとつの世界的な文化になっていると思うんだ。最後に、「続編の構想はあるのでしょうか?」という質問には「ストーリーは考えがあるんだけど、いまは小さな映画を作りたいな......。」と、答えている。参照:上映時間の98%がアクションという大傑作! 『マッドマックス』ジョージ・ミラー監督に直撃 PR:マッドマックス トリロジー スペシャル・バリューパック(初回限定生産/3枚組) [Blu-ray] 関連:緊張感と、とんでもない傑作「セッション」 だまされる快感「フォーカス」     『ワイルド・スピード SKY MISSION』20億円突破!     「アメリカン・スナイパー」、緊迫感の快感     後味の悪さが癖になる「ゴーン・ガール」     性格診断で未来が決まる「ダイバージェント」     笑うに笑えない勘違い女・「ブルージャスミン」     あまり注目をされてないけど、面白い「ローン・サバイバー」     クロエがダメ出しして活きた「キック・アス2」      スピード映像と人間ドラマが体に痺れる『ラッシュ/プライドと友情』     悪の法則に感化されて作られたら怖い     だます楽しさ、だまされる楽しさ「グランド・イリュージョン」     ワイルド・スピードについてけなくてワイルドに居眠り     悲鳴で指揮を・・・・「ヒッチコック」     とても楽しませてくれた『ジャンゴ 繋がれざる者』     映画「ゼロ・ダーク・サーティ」の何倍も面白い本?     映画「LOOPER /ルーパー」は脚本と子役がスゴイ!     アルゴ・人質救出作戦は“ニセ映画製作”

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