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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

パーティのはしご 

2010年12月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

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 日本では年末の忘年会シーズン真っただ中の頃だと思いますが、この不況下だけに会社関係の宴会の数が減ったり、二次会までだったりと例年とは違う現象が少なからずあるのではないかと思います。こちら、オーストラリアでもクリスマスを前にしたフェスティブ・シーズンとあって、あちこちでパーティが目白押しで私たちもこの週末はお昼と夜のパーティに参加するなどしてはしごをしていました。<br />
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 パーティと言っても夜ばかりではなく、お昼のランチや公園でのバーベキューの集まりやら、料理や飲み物を持参する持ち寄りのパーティ、親しい家族とのディナーなど形式は多様です。しかし、どんな場合でも誰か偉い人が上座に座って、長々と挨拶をして参加者がお預けを食らうというあのスタイルは決してありません。始まる時刻はありますが、参加する人たちは自分たちの都合で三々五々集まって来て、終わりも「さあ、これでお開きにします」などと「締め」の挨拶もなく流れ解散的に終わるのが普通です。二次会、三次会なども普通ありません。<br />
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 ちょっと変わったパーティが続きましたので、その概要を順にご紹介しましょう。いずれも日本では稀なケースだと思います。<br />
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<img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9a/60/shigemi_akamatsu/folder/912465/img_912465_33694483_0?1291707899" alt="イメージ 1" class="popup_img_370_246 clearFix alignLeft"> まず、最初は私たちの日本語教室の生徒さんだったノーマンさんと奥さんのナンシーさんが招待してくれたお昼のクリスマス・ランチのパーティです。二人は文明堂のカステラのテレビ・コマーシャルで小熊の縫いぐるみの人形を操った人たちで、日本が大好きです。二人はバデリムのリタイアメント・ヴィレッジに住んでいて、そのヴィレッジが住人のために数カ月ごとにランチのパーティを開いてくれ、住人は親戚や友人を招待することができるのです。<br />
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 ヴィレッジのコミュニティ・ホールで開かれたパーティでは、スイス風の楽しい音楽が演奏され、それぞれのテーブルはホスト・ホステスのアイデアで美しく飾られています。<img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9a/60/shigemi_akamatsu/folder/912465/img_912465_33694483_1?1291707899" alt="イメージ 2" class="popup_img_280_186 clearFix alignRight">ナンシーさんはいつも一人一人に毛糸で編んだ可愛い人形を飾って皆のお土産にしてくれるのです。カステラのコマーシャルのあの小熊たちもナンシーさんが作ったもので、人形作りには年季が入っています。<br />
そして、お料理はワン・プレートの豪華ではなくても温かな料理をワインとともに頂くのです。<br />
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 リタイアメント・ヴィレッジは老人ホームとは違って、名前の通り仕事からリタイアしても自力で生活できる人たちが暮らしています。自力で生活できる人たちだと言っても、自宅でパーティを開くとなると準備やお客さんへの対応、後片付けなど相当の気遣いと労力が必要で、こうしたパーティは楽しみやお付き合いの機会としてとても便利なのです。<br />
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<img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9a/60/shigemi_akamatsu/folder/912465/img_912465_33694483_2?1291707899" alt="イメージ 3" class="popup_img_370_246 clearFix alignLeft"> このランチ・パーティから帰って来ると、夕方からは私たちが住んでいるアパートの住人が集まって、インフォーマルな親睦会がありました。ふつう、こうしたパーティはゲット・トゥゲザー(Get-together)と呼ばれて、何か料理を一皿と自分たちの飲み物を持参する場合が多いようです。食器はあまり必要ありませんが、会が開かれるその家が普通用意します。<br />
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 私たちは急いでチキンの串照り焼きと枝豆を用意して、一軒おいて隣のケヴィンとバーバラのユニットにお邪魔しました。こうしたアパートの住人のパーティは住んでいる人たちにもよりますが、私が見聞きした限りでは開かれることは稀のようです。隣の人の名前すら知らないことも多いといいます。私たちのアパートはフレンドリーな住人が多く本当にラッキーでした。<br />
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 こうして、アパートのゲット・トゥゲザーでは一階のご婦人が再婚してその旦那さんにも会えたし、我が家の上のユニットの若い夫婦に二人目の赤ちゃんが生まれ皆がご対面したし、でもこの若夫婦は近くブリスベンに引っ越して行くということなどまで分かり、住人同士の結びつきが一層強まって心がフンワリと温まったのです。<br />
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 次の日の夜はブログ仲間のCHAMさんと夫Tご夫婦のお宅であった夫Tさんの40歳の誕生日とクリスマス、それにハウスウォーミング(Housewarming=新居・引っ越し披露)を兼ねたパーティです。夫Tさんは私たちの日本語クラスの生徒さんの息子さんで日本人のCHAMさんと3年ほど前にオーストラリアに戻ってきました。夫Tさんはオーストラリアで新しい仕事も見つかり、私たちの家から15分程離れた静かな美しいところに住む家も見つけて、私たちも安心していた所なのです。<br />
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<img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9a/60/shigemi_akamatsu/folder/912465/img_912465_33694483_3?1291707899" alt="イメージ 4" class="popup_img_370_246 clearFix alignRight"> この日は、私が参加している合唱団のキャロルの演奏会が予定されていて、ワイフだけがこのパーティに参加する予定だったのが、大雨で野外のキャロルが中止となって、急遽私も仲間に入れてもらいました。面白いのは参加する人たちにはハワイアンのテーマが与えられていて、服装などを工夫して集まったのです。ワイフはムームー風のドレスにプルメリアの花の髪飾り、それにクリスマスのデコレーション流用のレイという姿。私はハイビスカスの花柄のシャツに白のパンツという手抜きスタイルでの参加でした。<br />
 ハウスウォーミングも兼ねたこのパーティ。とてもハートウォーミングでした。<br />
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<a href="http://overseas.blogmura.com/australia/img/australia200_40.gif" target="_blank"><img src="http://overseas.blogmura.com/australia/img/australia200_40.gif" alt="http://overseas.blogmura.com/australia/img/australia200_40.gif" border="0"></a><br />
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