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上海大学シニア留学日記

大井川鉄道SL列車と寸又峡 

2010年11月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


今日から、2泊3日の予定で、古くからの知人Aさんと


誘い合って紅葉を見に、旅行会社のツアーに参加した。






「大井川鉄道SL列車と錦秋の香嵐渓・大矢田もみじ谷」と


いうパック旅行である。Aさんは私より5歳上だが、体は


いたって健康。お酒も節度をもって嗜まれる。



二人とも、今回の訪問地は初めてだ。






東京駅8:56発のこだま641号の指定席で、参加者が
集合。
参加者は全員で15名、70代の老夫婦が多い。
我々は若い方だ。それに若い女性の添乗員が1名付く。






静岡駅までは約1時間半。車窓から見る雪をいただいた


富士山は真っ青な空に映えて美しい。




コーヒーを飲みながら過ごすとあっという間に静岡駅に
到着。静岡駅から浜松行きの普通列車で金谷駅まで行く。














(10:24 静岡駅到着)





金谷駅で下車し、いよいよ大井川鉄道SLかわね路号に


乗り組む。戦前の車両かと思われる如何にも古びた


懐かしい座席だ。乗り込む前、機関車の煙を吐く姿を


カメラに収めようとしたが、ホームを飛び出たところに


機関車部分が停車したので、残念ながら撮れなかった。











(大井川鉄道金谷駅は小さな駅舎だ)






列車が発車して暫くすると、大井川に沿うように走るように


なった。大井川の川幅が想像していた以上に広かったのが


印象的であった。






列車でお弁当が配られ、乗車前に買い込んだ地酒


を飲みながら、いただいたが
実に美味しかった。列車が


トンネルに入ると、煙が車内に入って来る。この匂い、
感覚が、子供の頃の思い出を呼び覚ます。











(この弁当とても美味しかった。)






列車が、だんだん上流に差しかかって来ると川幅が狭まり、


秋の紅葉を帯びた樹林が目の前に
迫って来る。途中、


川根温泉の脇を通過すると、お客さんが列車に向かって


手を振る。











(車窓からは茶畑が続く。)






車内では、ずっと車掌さんの観光案内のアナンスが続くが、


到着間際には、車掌さんが各車両を歩き、ハーモニカの


演奏を何曲かしてくれる。名物車掌さんのようだ。
たまたま、車内にはテレビの取材が入っていた。






約1時間半ほどで、山間の千頭(せんず)駅に到着。ここで


代行バスに乗り換える。次の目的地
奥泉駅への途中、


山崩れの恐れがあるからだと言う。











(千頭駅到着。機関車の先頭部分に人が群がり上手く撮れない。)






奥泉駅から、日本で唯一のアプト式鉄道「南アルプスあぷと


ライン」に乗換える。井川まで錦秋の渓谷美を見ながら往復する。


車両は昭和16年製造の幅も狭く、天井も低く、トロッコ列車
を思わせるサイズだ。











(南アルプスあぷとラインの車両)











(南アルプスあぷとラインの車内)











(車窓からの風景)














(沿線にはいくつものダムがある。)






本日の観光のメインだ。このアプト式鉄道は、日本で一番
急な勾配を走る。また、途中の関の沢鉄橋は私鉄一の高さ
を誇る。大井川鉄道がこんなに日本一があるとは思っても
いなかった。






大井川上流の深い谷を見下ろしながらの往復2時間余りの


あぶとラインの乗車を楽しむ。奥泉駅に戻る頃には
辺りは


真っ暗になった。ここから、路線バスで今日の宿泊場所、


寸又峡温泉に向かう。寸又峡温泉は今から42年前起きた


金嬉老事件(きんきろうじけん)で一躍有名になった温泉だ。





翆紅苑という旅館に宿泊。この辺ではレベルの高い

旅館だとようだ。

指定された部屋に行くと、洋室の


ツインルームだった。温泉だから和室だろうと思って

いたのでちょっと吃驚する。





着替えて、早速温泉に入りに行く。水質がすべすべした、


いい湯だ。美人作りと湯と言うのだそうだ。露天風呂にも


入ったが、風が強く、湯から出ている顔が寒い。早々に


退散する。





夕方7時から、食事が始まる。ちょっと格好が悪いけど、


風邪を引かないよう浴衣の下にセーターを着込んで


食堂に行く。エビスビ―ルにお勧めの辛口の地酒の4合瓶

を注文。辛口で最初は良かったのだが、酒の濃い感じが

直に口に伝わってきて、それがだんだん気になって来る。


そこで途中で止めて、岩魚の骨酒に切り替える。














(竹筒に岩魚の骨酒が入っている。)





料理はヤマメの塩焼きやイノシシ鍋など深山らしい料理が


出て、どれもとても美味しかった。











(料理を途中まで食べて、写真を撮って無いことに気付きました。)





私は、最近鼾が凄いと家内が言うので、隣で寝るAさんに


耳栓を用意して来た。もし、鼾がうるさかったら、この耳栓を


使って下さいと言って、11時前には就寝した。


果たして、Aさんは明日の朝、どんな顔をするだろう。

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