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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

蕎麦打ち名人のFさん 

2010年12月04日 外部ブログ記事
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<div>これは昨日のお話し。プリンスランド鳥の街に住むFさんからランチのお誘いがあった。これには実は楽しい経緯がある。F夫妻は北軽井沢にかなり広い面積の畑を借りて家庭菜園を楽しんでいるが、今年は蕎麦をまいて蕎麦粉をつくり蕎麦打ちをすると聞いていた。約100坪の面積に蕎麦を作るという話しは、素人が実行するにはかなりの仕事に思え、実は、本当に実現するのだろうかと疑っていたのだが、蕎麦粉が出来たので出来立ての蕎麦をご馳走するというので驚いていたのだ。</div>
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<div>こういうプリンスランドがたまらなく好きなのだが、Fさんのところへ車で行くには、かなり大回りをしなければ辿り着かない。今ではしっかり記憶しているが、一筋道を間違えるととんでもないことになる。実は徒歩で行く場合一度県道へ出て進み、人だけが入れるゲートを再びプリンスランドへ入ると5〜6分の時間で到着するのである。</div>
<div> </div>
<div>Fさんは、この場所に20年前ログハウスを建て、夏の避暑を楽しんでいたという。最後の8年間の勤務地が長野県上田市となり、リタイアする一年前から現在の場所で定住生活を始め、上田市まで通勤生活をして今年無事リタイアされたのだ。</div>
<div> </div>
<div>北側に小高い山があり南側には小さな水路がある。水路の向こうには川も流れているが、木がうっそうと茂る森の落葉した木々の間から浅間山が見える。<br>
傾斜地をそのままにして建設されているため、玄関へは少し長い距離の階段を上がらなくてはならない。</div>
<div> </div>
<div>一月前に増改築工事が完了したばかりなので、Fさんはその内容を説明してくれた。避暑地の楽しみに作られたログハウスも、定住するとなると少し手狭になり、外のデッキの部分に屋根壁を作り玄関入口の場所を変更して内部を広く利用するという、建築家顔負けのアイディアを誇らしく説明するFさん。<br>
デッキに増築した部屋からは、浅間山の姿がちらつく。屋根は透明のアクリル板を使用し部屋に明かりを入れ、窓からは森が望めるようになっている。</div>
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<div>その部屋から裏側へ出ると階段になっていているが、階段の上にも屋根が作られていて雪に備えてある。階下は作業場や納戸、薪置き場などがあり、アップダウンのある楽しいプランが私の少年心をくすぐったのだが、説明するFさんもまるで少年にかえったように空想を膨らまし楽しんでいるようであった。<br>
いたずら坊主が遊ぶにはもってこいの環境に違いない。</div>
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<div>部屋に戻るとF夫人の用意されたテーブルがあった。ログハウスなのでわが家とは違った山小屋にいるような雰囲気で楽しみがいっぱいだった。<br>
そして、食事の前にFさんの蕎麦の説明に熱が入る。Fさんは20年も前から蕎麦打ちの趣味があったのだという。さあ、ここからはインタビューしなくてはというと、そう来ると思って作っておいたという一枚のプリントされた用紙を出された。「蕎麦栽培の記録」というタイトルがつけられた一枚の用紙は、その場所から始まり、面積、播種、栽培状況、収穫、経過、まとめ、課題と、100点満点の報告書になっている。</div>
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<div>まさに読めばすべてが分かるが、実際に収穫した蕎麦の実、それを粉にした状態を見せながらFさんは、得意満面に話す。今私のそばには「ふたりの山小屋だより」という一冊の本がある。先日K夫人から借りた岸田衿子・今日子姉妹が北軽井沢生活を綴ったものだが、なんと絶妙のタイミングで、その中に「そば好きと石臼」というエッセーがあった。</div>
<div> </div>
<div>その中の一節に「ソバはふつう8月の頭にまけ、まいたら土用の風に3日吹かせろという。それで10月に刈り取る。昔から信州はソバ、上州はうどんと云うけれど、上州でもうちのほうは寒冷地でソバに向いている」とある。<br>
話しは石臼にまでおよんでいるが、Fさんも古い石臼を手に入れていた。約100坪の土地に1.6kgの種をまき、19kgのソバの実が出来、そのうち10.5kgのソバ粉が出来たという。そして残り4kgのソバの実は時間をかけて石臼でソバ粉にする予定だと話す。</div>
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<div>7月27日に播種、10月12日の最終刈り取りまで、借りたトラクターで耕し、うねつくり、間引き、雑草取り、倒れ防止など、様々な工程を経ている。<br>
そして、その粉でソバ打ちをして出来上がったソバを見せながら、Fさんの話は最高潮に達するのだった。嬬恋村の水が良いため、今までどうしても出来なかった10割ソバが出来たと話すFさんの笑顔は幸せそのもの。</div>
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<div>ビールで乾杯、楽しいランチタイムが始まった。先日、長野原から草津へ向かう途中に出来た新しい蕎麦屋さんへ行き、10割ソバを食べ、その美味しさに驚いたが、Fさんのソバはまさにその食感に匹敵するプロ顔負けのものだった。<br>
食べ物にはわりとウルサイ妻も、帰宅後、お世辞抜きで美味しかったと誉めていたが、私にはそれにプラスもう一つ、蕎麦焼酎というおまけがついた。<br>
しかも、それは蕎麦湯割である。蕎麦焼酎を蕎麦湯割りでいただくのは初めてであったが、「まろやか」とは、こういうのを云うのだと味に対してはいつも当てにならないと云われている私にも「まろやかさ」がよく分かり、思わず何杯かのおかわりをいただいたのだった。</div>
<div> </div>
<div>この地で生活することを決めた、様々な年齢層の移住生活者と巡り会っているが、F夫妻もその中の一組。大きな畑を借りて農業を楽しんでいるが、今年はズッキーニやニンニクなどをたくさんいただいている。同世代ということもあっていつものように話は弾み、時間の経過がわからない。もうおいとましなければと、妻にせかされながら帰宅したが、玄関先にかけておいたオーバーコートを忘れるというドジを踏んでしまった。気がついたFさん、すぐに携帯電話にかけてくれたようだが、それはオーバーコートのポケットで鳴っていたという、最後は大笑いの楽しいランチタイムになった。</div>
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